こんにちは。サイモン山田です。
晴れてはいますが、めっちゃ寒いですね〜。
アキレス腱が、若干悲鳴を上げております・・・。
さて今日のブログは、
格闘技はどんどん進化している。
先日、治療中に選手と話していて面白いことに気づきました。
それが格闘技の進化について。
ここで言う格闘技とは、総合格闘技。
パンチ・キック・投げ・締める・極める。
ルールはありますが、基本的に何でもアリの格闘技です。
有名なのは、アメリカが発祥のUFC。
詳しくはコチラのサイトを見て下さいね〜。
何でもアリの格闘技が世の中に出てきてから、もう20年以上は経ちます。
その中で競技として進化してきたんだな、と選手と話していて気づいたんです。
選手によると、少し前まではボクシング技術とレスリング技術が、総合格闘技の軸のようになっていた。
そしてその技術でチャンピオンクラスの選手に勝つには、それ以外の技術で勝つことが必要になる。
今は少しずつキックボクシング技術が流行り出している。要約するとこんな感じです。
写真が小さいですが、左がウチに来院している「佐藤洋一郎」選手。
こんなカラダの人に殴られたら、死にますね・・・。
総合格闘技が世の中に出始めた20年くらい前の頃は、空手家・プロレスラー・レスリング選手・柔術家などが参戦していました。
まさに「何でもアリ」な状態だったんです。これはこれで面白かったですけどね。
その頃は技術らしい技術はなく、各選手のバックボーンになっている技術で戦っていたに過ぎないんです。
でも今は、そんな状況じゃ勝てないでしょうね。
本当に総合的に技術レベルが上がっていないと、UFCはリングにすら上がれないくらいレベルが高いんです。
今の状況は日本国内の大会でチャンピオンになって、それからオファーがかかるような状況。
だからボクシングに近いような状況です。
日本チャンピオンになってから、東洋太平洋・世界へチャレンジしていくような。
仕事に置き換えて考えてみても同じかもしれません。
だんだん洗練されていくような感じ。
無駄が削ぎ落とされていくような感じ。
レベルが上がっていくと、何でもそうなのかもしれませんね。
格闘技は野蛮なものでは決してなく、洗練された競技なんです。
ただあまりにも「浮世離れ」しているのも事実だし、細かい技術や駆け引きが多いので、なかなか一般レベルには分かりにくい。
だから単純に「もっと打ち合え」「KOしないと面白くない」そんなレベルになってしまいます。
もっと格闘技自体がテレビ放映されたり、選手がメディア露出(特にソーシャルでね)したらいいのに。
これも難しい部分があり、興行側との契約の関係で勝手に露出するのは禁止らしい。
でもね、UFCに出場している選手は、かならず選手全員がツイッターのアカウントを持っていて、それをファンがフォローしているんです。
そうなると、選手とファンの距離感ってかなり近くなりますよね。
実際に選手の入場シーンの時には、テロップで必ずツイッターのアカウントが表示されますから。
これも競技として、レベルアップしている証だと思います。
これくらいなら日本のスポーツだって、すぐにマネできるのにね。
そのツイッターで、スポンサーについている会社のウェアを着たり、練習内容を公開したりして、自分がどんな選手なのか、どんな考えを持っているのか、それをツイートするらしいです。
ツイッターをしっかりやっている選手は人気も高い。
それはそうなりますよね〜。
格闘技を語ると長くなるな〜。そのくらい面白いんですよ、格闘技って。
進化し続ける格闘技。これからも追い続けます!
いつもお読み下さりありがとうございます!ではまた次回!
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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