こんにちは。リハビリ現場よりサイモン山田です。
今日は定期診察&リハビリの日でした。大きい病院って大変だわ〜。
でも経過は順調。「無理しないでね」とは言われますけどね。
初めての人のこと、覚えていますか?
初恋の人、、、のことではありませんよ。
初めてのお客さん、初めての患者さん、のことね。
昨日は「サイモン治療家道場」のことを書きました。
ブログで書いた通り、恥ずかしながら治療家の参加はたった一人でした。
僕はこの治療家さんのことを一生忘れないと思います。
僕が治療業界に携わってからもう25年近く経過します。
この業界に入ったのは、17歳の時、高校2年生の時でしたからね。。。
そして初めて患者さんに触ったのも、なんと「高校2年生」。
もう時効なので許して下さい(苦笑)。
「山田く〜ん、Sさんの肩、緩めておいて〜」といきなりの指令。
何の前触れもなく、当時高校2年生だった僕に無茶ブリをした当時のボス。
今ならエライコッチャです。
でももうこの頃から、いろいろと練習はし始めていましたから。
できる・できないではなく、指令通りに患者さんに触らせてもらいました。
その患者さんのことは今でも明確に覚えています。
Sさんは50代の男性の方でした。
工場か何かで働いている方で、手というか爪が黒くゴツゴツしていて物静かな方でした。
会話はほとんどなかったです。だって緊張して話せなかったですもの。
質問も何もできなかったですし。
唯一覚えているのは「痛くないですか?」って何回も言ってたな〜。
思いっ切り力が入っていましたからね。
Sさん、まだ元気なのかな?もし会えたならありがとうを言いたいです。
今までに何人の患者さんを治療してきたのだろう?
お得意さんの患者さんのことは明確に覚えていますが、20年以上前のことなんてイヤだったこと以外ほとんど覚えていません。
お得意さんってね、僕を学生時代から知っている方が数人いるんです。
高校生・専門学校生、そして修行時代。
数少ないですが、ず〜〜〜〜〜っと僕を見てくれている方がいます。
その方々は僕を「山田」と呼び捨てとか、「山田くん」「山田さん」とかって呼ぶ。
僕は全く抵抗はありません。だって親しみがこもっているじゃない?
今でこそ「先生」って呼ばれることが圧倒的に多いけど、当時はボスからも見放されるくらいの不器用さだったので、反対に今「先生」って呼ばれていることが不思議なくらいです。
やまだ整骨院を開業して、やはりカルテ番号「1番」の方は覚えています。
今も家族ぐるみで来院してくれているし、もうお付き合いも15年くらいになるのかな。
学生だった子供たちもみんな社会人ですしね。
そういった人たちのおかげで今の自分は成り立っている。マジでそうです!
儲けや売上は多いほうがいい。純粋にそう思うしそうしたい。
でもその人たちをないがしろにしないようにしたい。
だからなるべく自分が関わりたい。20年以上のお付き合いですから。
二律背反するのかもしれない。でも方法は一万通りある!と思ってますので(笑)
リハビリでエアロバイクを汗だくで漕ぎながら考えていたのはそんなことでした。
ではまた。
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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