何で痛んでしまうのか?どうして痛みが出てしまうのか?それはね・・・

こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
相談事が多い今日この頃。
ボクは何でも分かるわけではないんですけどね・・・。

痛みをコントロールするのは「大人の責任」と「子供の自覚」。

もう、どうしようもない・・・。
そうは言いたくないんですけど、そんなケースに出くわすことってあります。

このシーズンは中学生の痛みが多いです。
しかも最終学年の学生(3年生ね)が多くなってきました。
というのはこの時期は負けたら引退というような時期なんですね。

だから学生は練習をやり過ぎてしまう。
指導者も親も、指導や応援に熱が入りすぎてしまう。

気持ちは分かります。やっぱり最後の試合だからね。
悔いを残したくないし、できればレギュラーで試合に出たいしね。
それで痛みを作ってしまうケースがホントに多いんです。

ケガの場合は仕方ない。
ケガはアクシデントですから、防ぎようがない場合もあるんです。

0053001▲以前J活で味の素スタジアムに行った時にキッズサッカーチームがプレーしてた。
 ケガ以外で痛みを作らないでほしい。僕の願いはそれだけです。ケガは僕が何とかするから。。。

でもケガ以外の場合は?

これはね、いくらでも防ぎようがあるんですよね。

強くなりたい、うまくなりたい。
試合に出たい、試合に勝ちたい。
だから学生はみんな頑張るし、ギリギリまで追い込んで練習しています。
指導者も親も、勝たせたいからどんどん熱が入り過ぎてしまいます。

そうするとカラダはどんどん疲弊し、磨耗していきます。
そう、「痛みが出ていなくても」ね。

この「痛みが出ていなくても」、というのがポイントなんです。

日常のケアこそ、指導者や親、いわゆる大人の出番であり、役割です。

学生の痛みのほとんどは「オーバーワーク」「オーバーユース」です。
要するに練習のし過ぎ、やり過ぎってことです。
練習をするなとは言いません。練習しないとうまくならないんだから。
でも練習した分、しっかりケアをしてほしいんです。

シンスプリントジャンパーズニーオスグッドシュラッター氏病などなど。
(全部wikipediaとリンク。中身を読んだけど、僕の情報量とあまり相違ないので)
ざっと挙げてもこのあたりの症状は痛みをゼロにするのは難しくても、日常のケアでかなり楽にさせてあげることが可能だと考えています。

指導者や親、大人たちは「練習させて、うまくさせて、強くさせて、試合に勝たせて」だけが指導ではないし、応援ではないということを理解して欲しい。

痛みなくスポーツをさせることも、自信を持ってプレーさせることも、指導者や親そして「大人の役割」なんです。

そうするとおのずと、カラダの知識やメンタルの知識も必要になります。
全部自分で抱える必要はありません。
その知識を持っている人と連携が出来ればいいんです。
大人だって一人ひとりが出来ることなんてハッキリ言って限界がありますからね。

ちょっとキツイ書き方になってしまいました。ゴメンナサイ。
そのくらい思い入れが強いんです。僕のおせっかいなところです。

ただね、大人の責任じゃない部分もあるんです。
そう学生自身の問題だってあります。
明日はそれについて書いちゃいます。嫌われない程度に(笑)
ではまた!

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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