こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
台風が近づいてきています。天気がかなり不安定ですね。
雨が降ったりやんだり。水がめの地域に雨が降ってくれるといいな。
失敗体験を糧にしなけりゃもったいない。
昨日のコンプレックスのブログが反応が良かったので調子に乗ります(笑)
でも今日も長文ですのであしからず。
▲このアタマは失敗ではありません。立派な特徴だそうです。
今度このアタマの人にテーピングを教えます。アタマには貼らなくていいそうですが。
ボクはコンプレックスもアザをはじめとしてけっこうありますが失敗体験もこれまたけっこうあります。
本当はわざわざ書くようなことでもないんだけど、仕事に関連した失敗体験は役立つ情報かもしれないので書いてみます。
最大の失敗体験は借金です。
身から出たサビではありますが、以前に共同で会社を興していた時期がありました。
そこで個人保証にもついて借り入れをしていたんです。
経営は順調とまではいかずともそれなりに回りはじめていました。
そこで倒産&借金丸かぶりという憂き目にあうわけです。
(細かいことは割愛します。リアルでは話せるけどさすがにグロいので、ね。)
ボクは基本的に人を信用してしまう性格です。
いわゆる性善説で生きてきました。
というか、そんな目にあってもなお性善説なのは変わりません。
何度も何度も、なぜオレが?なぜ返さなきゃ?
なぜ、なぜ、なぜ・・・???アタマを駆け巡っていました。
「駆け巡る喜び」ならぬ、「駆け巡る怒り、悲しみ」って感じです。
情けなくて、恥ずかしくて、誰にも話せませんでした。
それこそはじめのうちは妻にも話せませんでしたから。
いつもあれだけコミュニケーションを取っている妻にさえ話せませんでした。
その失敗から学んだこと。
人を信用するな!ってことではありません。
コンプレックスの話を含め3つあります。
①結果は事実だけど、自分はそんな人間じゃない
②勝手な意味づけをしない
③反骨心を持ち続けない
①結果は事実だけど、自分はそんな人間じゃない
確かに結果であり事実ではある。
それは相手があってのことで、自分自身はそういう人間ではない、ってこと。
もし自分の行いがそれを「引き寄せている」とだとしたら、ボクはこの先何度も同じ目に遭うのだろう。
だけどボクはそんな人間ではない、というのを自分で決めているし認識しています。
物事は必然、なのかもしれません。
必然でとしても、そういう人間だと決められているわけじゃないってことね。
アザがある人間ではあるけど、アザで馬鹿にされたりイジメられたりする人間ではない、モテない人間ではないってことね。
②勝手な意味づけをしない
この出来事にはどんな意味があるのだろう?
ボクは何度も何度も考えました。
考えに考え抜いて出した結論は「意味なんてない」ってこと。
プラスしていうなら「意味づけする意味がない」ってことです。
人間は感情の生き物です。
プラスの感情の時はプラスの意味づけをするし、マイナスの感情の時はマイナスな意味づけをします。
もしマイナス感情の時にプラスの意味づけをしても潜在意識までは騙せません。
結局はマイナスに引きずられて、余計にマイナス感情が強化するだけ。
意味なんてその時その時で変わってしまうもの。
だとしたら意味なんてつけない方がいいです。
コンプレックスも同じことです。
ボクのアザに何の意味もありません。ただあるってだけです。
これがあるから人の痛みが分かるってことはあるかもしれないけど、なくても人の痛みが分かる人間でいたいですからね。
③反骨心を持ち続けない
反骨心は時として信じられないエネルギーを持ちます。
マイナーパワー、今に見てろ、目にもの見せてやる、こんなところでくたばってたまるか、絶対に負けない、吠え面かかせてやる、逆境こそエネルギー。
こんな気持ちは、思いもよらないエネルギーを生み出します。
ボクが今何とかやれているのは、このエネルギーがあったからこそです。
でもそのエネルギーはマイナスからはじまっていますよね?
このエネルギーは強い分、反面ハンパないストレスがセット商品としてもれなくついてきます。
一緒にポテトとドリンクがついてきちゃう、セット商品な感じです。
ボクの病気の原因のひとつはコレだと認識しています。
反骨心は時にはいいものです。
でも持ち続けたり、それをずっとガソリンにするのはダメよ~ダメダメ。
知らないうちにココロが擦り減っていきますからね。
アザがあるからそれ以上に魅力的な人間になる!
ってのもアザがあることを認められない反骨心ですからね。
反骨心はほどほどに。
①②③ってヒドくリンクしているんです。
ボクの失敗体験やコンプレックスが少しでも役に立つなら嬉しいね。
ではまた。
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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