こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
一発で信頼してもらえる「飛び道具」なんてない。
この仕事をしていると「新規の患者さんを一回で○○する△△な方法とは?」そんなDMが送られてきたりします。
あとFAX-DMもまだまだ多いのが治療業界の特徴かな。
他の業界はどうなんだろう???(苦笑)
「一回で」というのは無理がない?と個人的には思うんです。
ボクでも「一回で」という経験はありますけど、言い切るには再現性が乏しい気がします。
実際にその類の中身は知ってるけど、そんな大層なものじゃなかったりしますからね。
批判や批評をしていても仕方ないので、ボクが普段から気をつけていること。
それを書いていこうかな。
患者さんは大抵「困った時に」来院します。初診時は特にそうですよね。
調子が悪かったり、痛みがあったり、ケガをしていたり。
そんな状況の時に「治療院に」来院されます。
何にもなかったら来る必要はありませんからね。
いわゆる「マイナス」な状態です。ヘコんでいる状態です。
初診時だからはじめに「問診」をしますよね?
何を気をつけますか?
たったひとつ気をつけるだけで印象は変わります。
ボクが気をつけていることはコレです。
威圧感を与えないこと&安心感を与えること
本当にたったひとつ。コレだけを意識しています。
ボクはデカイですし、見た目イカツイですし。
何もしてなくても威圧感ありますからね~。
どうするかといえばコレをします。写真をご覧下さい。
▲上の写真は立って話を聞いている。
下の写真はしゃがんで話を聞いている。
あなたが患者さんだとしたら、どちらが話しやすいですか?
患者さんから見て、上は見上げながら話をする姿勢になり、下は見下ろしながら話をする姿勢になるんです。
ちょっと写真になると分かりにくいかもしれないけどね。
もう分かっちゃったかな?
そうです。ボクはしゃがんで話を聞きます。
たったこれだけです。
これだけなんですけど威圧感は減るし、安心感を与えることになります。
じゃあイスに座ってならいい?
ボクはしません。院内のレイアウト上の都合もありますけど。
ただでさえ「マイナス状態」の患者さんです。
上から話されるのはもちろんのこと、同じ目線でも威圧感はあるんです。
一度は医者にかかったこと、誰でもあるでしょう?
イスに座ったお医者さん、別に何もしてないのに威圧感ないですか?
あの状態なんです。ボクらだってそう見えているはず。
だからしゃがんじゃいます。
患者さんは上から見下ろす。ボクらは下から見上げる。
このくらいのポジションでちょうどいいバランスになりますからね。
症状が良くなるかどうかも、威圧感や安心感、印象や感情に左右されます。
ただ一生懸命治療すればいいわけじゃないですからね。
いかがでしょうか?
あくまでボクの場合ですけどね。ホンのちょっとしたことが大切になります。
ではまた。
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
最新記事 by 山田 敬一 (全て見る)
- 銅メダルはおめでとうなのか、そうではないのか? - 2024年9月30日
- 脳を働かせるためには勉強だけじゃなくアウトプットしよう - 2024年9月2日
- ストレッチはいつやるのがいいのか? - 2024年6月12日