ものづくりは人。相手がものでも動くのは人だし、想いです。

こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
だいぶ涼しくなりました。今日は雨模様ですね。
世の中は3連休。電車にも大荷物の人がけっこういたな~。

ものづくり=人=想い。この連続がものを作り上げる。

ボクの場合は開発といってもですね、ハッキリ言って自分自身のチカラなんてホントに少ないんです。
サイモンテープのリリースまで辿り着いたのは「製作に関わってくれた方々がいるからこそ」なんです。
それは痛いほどよく理解しています。

そもそも一介の治療家が作れるほど、テーピング製作はカンタンではありません。

今回なら何を作るのか?のアイデア出しからスタート。
それも「どんな想いで作りたいのか?」ここからはじまるんです。
ただ単純に作りたい、作りました。ではないところが面白い部分です。

そしてデザイン、生地、粘着、配合物、裏紙、裁断、パッケージング、封入まで。
カンタンに書けばこのくらいだけど、各セクションで何社も関わっています。
人数にしたらどれだけの方々が関わっているのだろう?

アイデア出しをしてから試作が上がってくるまで、ボクの出番はありません。
試作ができてからテーブルテストをしますが、ここからがボクの出番です。
モニタリングをし、モニターから声をもらうのはボクの役割です。

00100801▲ボクはこういったことが役割。どんな貼り方で効くのか?
いいものを作ったとしても、そこが抜けていると使ってもらえないしね。
これは理容師さんから質問された「肩の痛みの貼り方」の一例です。

患者さんの喜びは製作に関わる人たちの喜びにつながる。

その声を極力製作に関わる方々に伝えています。
売れているか売れていないかはもちろん大切ですが、その喜びの声を届けることも同じかそれ以上に重要だと考えているからです。

作ってもらったら終わり。
これじゃ寂しいし、関わる方々のおかげでボクは現場で喜んでもらっているわけですからね。

ものづくりって本当にシビアな世界です。
今回の開発でよくよくそれが分かりました。

製作する方々にとってはホンの少しのミスも許されない。
しかもそれが当たり前らしいです。
ひとつのミスで一気に信頼を失うそうですから。
なんてシビアな世界なのかしら。
もちろんボクらの仕事もミスは許されないんですけどね。

結果としてものが動くわけですが、ここまで人が関わるとは想像以上でした。

まずは患者さんに喜んでもらえるように。
そしてもっとテープの良さを広めていって、製作に関わった方々にも喜んでもらえるように。

今回のテープ開発で感じたのは、結局は人なんだな〜ってことですね。
そして想いがなければ作ることもできないのかな~と。
いい経験だったし、この経験を先々の糧にして進みます。

関わって下さった皆さま、本当にありがとうございます!
ではまた。

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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