こんにちは。テーピング治療家・サイモン山田です。
基礎はツマラナイ?
施術でもテーピングでも基礎はとても大切です。
というより大げさに言えば「基礎さえできていれば何とかなる」と言ってもいいくらい。
そんな部分は多いのではないでしょうか?
これは施術やテーピングに限ったことではなく、すべからく当てはまるように感じています。
その大切な基礎をどのくらい繰り返し繰り返し磨いていますか?
施術やテーピングでも基礎より応用に興味がある人はかなり多いです。
施術の基礎なんて本来ならば直接相手に触れることより、観察することの方が優先されるくらいですからね。
だから以前は「見て覚えろ」と言われていたのかもしれないな。
なんて今さらながら思い出したりもします。
ボクが伝えているテーピングの基礎は「テープの取り扱い方」からスタートします。
ハッキリ言って面白くないでしょうね。
まだ何にも結果も成果も示せない状況ですからね。
でもここを疎かにせず繰り返し磨いていく人が、先々結果を残すようになるんですけどね。
▲テーピングならまだ間に合うかもしれません。
治療家だって大してできてない人が圧倒的ですからね~。
応用できない人が多いのは何故?
教えてもらうクセがついているからかな。
基礎がしっかりできていれば、基礎と基礎の組み合わせだけでも十分応用になります。
施術もテーピングも基礎が十分でないから、自分で応用することができないわけです。
つまり自分で考えて飛躍させることが難しくなります。
でも「基礎がツマラナイと思える理由」ってあると思うんです。
それは「目的がハッキリしていないから」です。
ボクがテーピングを本格的に学び始めた理由。それは、
「師匠を超えるため」が一番大きな理由、そして目的でした。
師匠の下で学び始めた頃(弟子入りした頃)ハッキリと分かったこと。
「師匠のマネだけしてたら間違いなく師匠を超えられない」ってことでした。
師匠の口グセは「弟子は師匠を超えるもの」でしたから。
ボクが超えられるとしたら「師匠にないものを身につけること」が一番だと考えたからです。
そしてテーピングを学び始めました。
もしそのこと「師匠にないものを身につけること」を師匠に教えてもらっていたとしたら今のボクは間違いなく存在していなかったことでしょう。
「どうやったら師匠を超えられるのか?」
が、ボクにとっての治療家になるための「基礎」だったわけです。
常に考え続けることが基礎になっていたんです。
今は諸事情により師匠との交流はほとんどありません。
正直なところ超えられたのかどうかも定かではありません。
そんなことは自分で決めることでもないし、決めたからといって何かが変わるわけでもない。
ただひとつ言えることは「教えられて行動して身につくこと」と「考えて行動して身につくこと」は決定的な差があるってこと。
基礎が大切だ、なんて誰でも分かっているはず。
だけど「何で大切なのか?」は現時点では答えなんてなくて、経験・体験を積み重ねた先にしか見えてこないものだから。
だから基礎を疎かにしがちなんです。
バスケをやっていた時も、柔道をやっていた時も、格闘技をやっていた時も、基礎練習ほどキツかった。
経験を積みそれが大切だと分かった時って「もっとちゃんと基礎練習をやっておけばよかったな」なんて思ったりしたものです。
基礎がなければ応用なんてできない。
ボクが経験・体験的に分かったことはコレです。
ではまた。
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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