こんにちは。テーピングマスター、サイモンこと山田敬一です。
今日も蒸し暑いですね~。娘は朝からプール出かけて行きました。
めっちゃウラヤマシイわ~。
その言葉は知識?経験から?
情報量が増えれば増えるほど、どの情報が正しいのかどうかが分からなくなってきました。
そもそも「正しい」というのもアヤシイんですけどね。
そうなると関係性が深い人の言葉を信頼する流れはもう止められません。
時代の流れがそうなっているんですからね。
関係性が深い人の言葉を「正しい」と信じるわけです。
ボクもそれは同じです。そりゃ信じちゃいますよね。
ただしその言葉は「どこから来ているんだろう?」っていつも思います。
経験則でそうなったのか、エビデンスからなのか、本やサイトを斜め読みしたものなのか?
それともセミナーや講習で得ただけのものなのか?
ボクを含め、先生と呼ばれる仕事の人はたくさんいます。
医者、治療業界、理美容師、エステティシャンなどなど。
弁護士、弁理士、税理士、公認会計士、司法書士などなど。
このような職業の人の言葉は、重い。です。
だって「専門家」なわけですから。
相手からは「その道のプロ」と思われているんですから。
▲だから勉強。情報収集。これは欠かせません。
これを疎かにしたら、もう専門家とは名乗れませんよ。
使いもしない他社のテーピングを「定価で買う」のも情報収集&研究です。
アナタにその言葉を使う「資格」はあるのか?
資格と言っても「国家資格」などの資格のことではありません。
言えるだけのことをしているのか?
言えるならその出処はどこなのか?
これがハッキリ言えるという意味での「資格」です。
経験、体験、場数、実績、と置き換えてもいいでしょう。
それがないならば「絵に描いた餅」どころか、関係性が深く信頼してくれている人を惑わせてしまうことにもなりかねない。
いい情報、役立つ情報を発信しなければ。
気持ちは分かるし、ボクもいつもそう思っています。
その気持ちでブログも書いているつもりです。
今、腰痛の85%が原因不明と言われています。
今、腰椎のヘルニアの診断がアヤシイと言われています。
今、アイシングが不必要だと言われはじめています。
いろんな文献やサイトから集めた情報、学会発表、治療業界誌からの情報。
そして自分の経験則を重ねたら、そう結論づけざるを得ない部分もあります。
上に挙げた3点。
少し前なら「そんなのガセネタでしょ」って感じの情報です。
特にアイシング。
ボクはスポーツ現場の最前線にいましたから、最初に聞いた時は「???」と感じました。
でもね。
情報が出てきている以上、自分で経験していかないと。
ただ情報を流しているだけではなく、自分が行動しないと。
情報を否定するだけではなく、自分が行動しないと。
新しい情報が出てきた時に、まずは自分でやってみること。
さも自分が持っている情報のように取り扱わないこと。
人というのは、刺激に慣れていくものです。
いい情報、役立つ情報を出した時、高評価を得たら、またそれ以上の情報を出したくなるものです。
読み手も、それ以上の情報を期待してしまう部分もあります。
そんなに画期的な情報なんて、そうそうないんです。
しかもそんなにスピード感を持って臨床経験なんて積めないんです。
ムリすんな。
これはボク自身への戒めを含めて。です。
自分の立場で、自分の経験で、語ればいいと思います。
経験は「経験」でしか埋まりません。
背伸びしたってムリなんです。
医者っぽいことを言う治療家。けっこういます(笑)
立場が違うんだから、自分の言葉で語ればいいのに。
自分の言葉で。肩肘張らずに。ムリせずに。
その言葉を信じてもらえるように勉強を怠らず。
最近強くそう思ったので書いてみました。
ではまた。
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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