こんにちは。テーピングマスター・サイモンこと山田敬一です。
8月もあと2日。一年も2/3が終わっちゃうのね~。
ハイヒールを履いている人は腰痛になる?
今日、久しぶりにお見えになった女性の患者さん。
一ヶ月前にひどい腰痛になり、しばらく動きにくかったから来院せずに様子を見ていたらしいです。
遠方の患者さんなので仕方ないよね~。
そこでたまたま出た話。
ボク「この腰ならちょっとかかとの高い靴の方がラクだと思うよ~」
患者さん「え?私、以前他のところで『かかとのある靴を履いたら治らない』って言われたからずっと履かないようにしてたんですよ。ハイヒール好きなのに」
ボク「そんなことないよ。だったらハイヒール履いてる人、みんな腰痛持ちってことじゃないの」
患者さん「そういわれてみれば・・・。先生、いいの?ハイヒール履いても」
ボク「いいよ。徐々に高くしていってね」
患者さん「私、7.5cmのヒールが好きなの。最高でもこの高さなの」
ボク「徐々にならその高さまでにしてもいいんじゃないかな?」
患者さん「わ~!超嬉しい!もう履けないと思ってたから~!」
最後のセリフを言っていた時の患者さんの顔、最高にステキな表情をしていました。
もう腰の痛みないんじゃないの?ってくらいにね。
▲先日のセミナーは超絶楽しかった。一発勝負のデモンストレーション。
セミナーを撮影してDVDにするカタチでした。
だから失敗できない、必ず結果を出す、このプレッシャーはなかなか味わえない。
セミナー終了後に撮った写真なので、顔がテッカテカですねん・・・。
人は「かかと荷重」の人が多い。だから腰痛になる。
ここからはボクの経験則&自論です。
先日のテーピングセミナーでもお伝えしてきたこと。
それは「来院する80~90%の方はかかと荷重になっている」ってこと。
つまり「かかと荷重=つま先に体重がかけにくい」ってことです。
この状態で腰痛になっている人が多いんですね。
ちょっと考えてみて下さい。
つま先方向に体重をかけやすくするためには?
ね。
ハイヒールを履いたらつま先に体重をかけやすくなるでしょ。
もちろん腰痛がある状態で履いたらよくないです。
ちゃんと腰(骨盤)の状態を調整してからハイヒールを履くこと。
こうしておけばむしろハイヒールをいた方がラクになる可能性もあります。
少なくともボクはそう考えています。
でもね。
ボクが大切にしていることの本質はそこではないんです。
前述した「患者さんの表情」です。
この表情を見た時「この仕事の醍醐味」を久しぶりに味わいました。
腰が痛くて、好きなハイヒールを履いてはダメだと言われていて。
それが「履いてもいいよ」に変わった瞬間でした。
彼女の顔は輝きを放ち、顔色は紅みを帯び、瞬間的に明らかに若々しくなっていました。
好きなことをさせてあげたい。
ボクの治療方針はちょっと変わっているのかもしれないね。
めったに「ダメ」は言わないから。
やりたいことに合わせてあげるのがボクの「存在意義」で、患者さんがウチに来る「意味」だと思っていますから。
治すことなんてそんなに難しくない。
だって治るのは「患者さん自身」だから、心身ともに患者さんに「希望の灯」を燈すことができれば、治療なんてほとんど終わっているんだからさ。
そんな治療したくないですか?
そんな治療家にカラダを任せたくないですか?
9月からのセミナーでもそれを「真剣勝負」でお伝えします。
ボクの施術スキルと施術に対する考え方を凝縮しますよ。
セミナーの申し込みはコチラから
あ~いい仕事したな~。
次回にその患者さんと会うのが楽しみです。
ではまた。
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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