こんにちは。サイモン山田です。
昨日のセミナーは素晴らしかったな~。
鉄は熱いうちに打て、ということで今日もお出かけしています。
さて今日のテーマは、
整骨院が増え続ける理由
以前のブログで、
「完全に過当競争で飽和状態で、単純に独立開業したのでは早晩立ち行かなくなる」
そんなことを書きました。
それでも、毎年毎年、雨後の筍のごとく整骨院は増え続けています。
ずっと右肩上がりです。景気の動向とは正反対のように。
理由はさまざまあります。
①資格取得後の独立開業のしやすさ
②初期投資費用が少ない
③基本的に仕入れがほぼない
大きく言えば、この3点でしょうか。
僕は①~③ともに、ほとんど正反対の行動をしています。
①から説明すると、国家資格を取得すれば誰でも整骨院を開業できます。
インターンシップがあるわけでもないし、実際に実力が伴わずとも開業している人もいます。
それがいいか悪いかは、個人の判断に任せます。僕は反対派ですけどね。
僕は独立開業までに、約13年かけて修業していましたから。
機関が長ければいいというわけではなく、何を目的にするかですけどね。
②に関して。
大げさに言えば待合室と受付、ベッドだけあれば何とか開業できます。
それだけじゃダメだとは思いますけど、とにかくとりあえずは開業できます。
もちろん、保健所の検査をクリアしないといけませんが。
僕は狭い院ながら、待合室のスペースを極力広くしました。
ベッド、イス、カーテンの配色を考慮したし、ほとんどのインテリア関連を木材に統一しました。
物療機械に関しても、ちょっとこだわりました。
そして③について。
ホントに仕入れは少ないです。
薬剤を扱うわけでもないし、飲食店のように生ものを扱うわけでもないし。
僕の中での最大の仕入れは「有意義なセミナーに参加すること」
これが最大の投資であり、僕にとっては最大の仕入れです。
だから何に対しての仕入れか?と言われたら、
「自分の脳みそに対しての、感情に対しての仕入れ」なんです。
整骨院が増え続けた先の行方
まだまだ整骨院は増え続けていくでしょうね。
今年、来年あたりでピークだと言われているみたいですが。
あとは保険制度の改革との兼ね合いになるのかな、と。僕は思います。
ピークを過ぎたら、既存の整骨院が楽になるのか?
もしそう聞かれたら、僕は「楽にならない」と答えるでしょうね。
なぜピークが過ぎるのかと言えば、整骨院が儲からないと民間企業が判断した。
僕はそういうふうに思いますから。
今は法人格を持った企業が、多店舗展開でどんどん整骨院を増やしています。
それはそれで悪いことでもなんでもありません。
そのような企業は儲かるから参入してくるのであって、もし儲からない、と判断するようになったら撤退していくことでしょう。
ということは、企業の方がもともとリサーチ力には長けているでしょうから、
この業界の先は明るくないから撤退した、そう判断するほうが妥当だと思うんです。
だから、ピークを過ぎても楽にはならない、そう思います。
まあそんなこと考えて現状分析をしても、必ずそうはならないですから。
分析と同時に、やっぱり「自分に対する投資&仕入れ」が一番いいんじゃないかな。
昨日のセミナー140名参加していましたが、整骨院は僕だけ(笑)
そりゃ目立ちますよ。しかもスタッフとして、バリバリ動いてればなおさらです。
初めて名刺交換する方も「サイモンさんですよね〜!いつもブログ見てます〜!」、そんな方もけっこういましたからね。
治療家でそんな事言われてる人、少ないでしょ。
勉強してるから、情報発信してるから、そうなっただけです。
こんな感じでめっちゃ盛り上がっていました!
140人のうち、結局88名が懇親会に参加して下さいました。
この人数をさばくのは、大変だったけど面白かった。
まあこんなことやってる治療家はいません(笑)
でもやろうと思えば、そして行動すれば誰でもできるはず。
こんな不器用な僕にでもできるんですからね。
治療家でもできることなんて、山ほどあります。
これが整骨院が増え続ける中で、生き残っていける要素の一つなのかもしれません。
いつもお読み下さりありがとうございます!ではまた次回!
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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