アスリートファーストからパフォーマンスファーストへ。学生スポーツの面白さと難しさ。

学生スポーツは本当に魅力的。
バレーボールってめっちゃ面白い。
スポーツはハマると抜け出せないね〜。

いざ青山学院大学へ

行ってきました。青山学院大学へ。
表参道駅下車徒歩3分。花の都大東京。
こんな華やかなところはまったく縁がない。
緊張する自分を抑えつつとりあえずドトールに逃げ込みました。
カフェってキャラじゃないですもの。

▲待ち合わせ場所で同行したキヨシと一枚。インカメしていた手が震えていたのはナイショのホントの話です。

▲とりあえずは青山学院大学の文字を撮るよね〜。当日は入試だったため正門から入れなかったのが残念ですが。

女子バレーボール部の秋山監督と合流し、右も左も分からないままいきなりトレーナールームへ。
ストレングストレーナーの行成さんも合流した後に、キャプテンやエースの選手を紹介され「いきなり」施術&テーピング開始です。

まったく余裕ナシ。
いつもと違うシチュエーション。ガッツリ監視つき(笑)
ここで結果を求められるのは、治療家にとっては一番の訓練になります。

余裕はないけどやることは同じです。選手のコンディションはしっかり整えました。
実際にその後の練習はいつもより動きやすくなっていたようです。

何を最優先に考えるのか

バレーボールはテレビでは見たことはありますが、実際に生で見るのは初めてのことです。
しかもテレビで見たことがあるのは試合です。練習がどのように行われているのかはまったく未知数。

 

「バレーボールは難しい・・・」

 

練習を見た率直な感想です。しかもプレー内容が多岐に渡るため練習時間がおのずと長くなる傾向があるらしいです。

この日の青学の練習は13〜17時。プラス各々で補強トレーニングをやっています。
これでも他の大学と比較したら短いらしい。この春休みのタイミングではほとんどの大学では丸一日練習しているらしいですから。

練習内容の説明や、選手のコンディションの状態。
リーグ戦やインカレのスケジュールから逆算して何をするのか。
監督やトレーナーに細かい話をしてもらえました。

確かに長くなるのも無理はないのかな。本当にプレーの種類が多いし細かいし。
初見では目がついていかないし、何をしているのかも分からない。だから今回は監督とトレーナーをボクからも質問攻めにしましたよ。

青学バレー部のレジェンド、生瀬総監督ともお会いしましたが、まさにレジェンド。
青学の練習拠点、青山学院記念館は1964年の東京五輪時にできたそうなのですが、その際のエピソードなども聞かせていただきました。

秋山監督・行成トレーナー・生瀬総監督。
3人と話していて最終的にたどり着いたのが「選手ファースト」です。とにかく選手を最優先で考えている、そんな印象でした。大学バレーボールの強豪校、さすがといった印象です。

大学側から選手ファーストの姿勢が見えた。
ではボクが出来ることって何なんだろう?

アスリートファーストの先、パフォーマンスファーストへ

2020年東京五輪を来年に控え「アスリートファースト」という言葉が跋扈しています。
うん。今さら?何を言ってんだろう?と思ってましたよ。この言葉を耳にし始めた時からね。

だって当たり前のことでしょう?そんなのは。
実際に大学でもそうやって運営されているのを目にしましたし。

その言葉が世界のトップアスリートが集まる五輪で言われているんです。
「ナメられてるな」というのが率直な感想です。所詮スポーツだし、そのように思われているような気がしてならない。

今回青山学院大学にお伺いして、ボクの中にしっかり「取り組むべき課題」が見つかりました。
それが「パフォーマンスファースト」です。

テーピングの使われ方もそうです。
青山学院大学でもテーピングは「ケガの再発予防」が中心に使われていました。

テーピングを貼って身体のパフォーマンスが上がる。
こんなことに使われていないのが現状で、貼れる人もいなければ、伝える人がいないわけです。

それなら自分たちが動かすしかないよね。
ボクを含め、サイモン式のインストラクターならみんなできるから。

アスリートファーストの一歩先にパフォーマンスファーストがある。
世界のスポーツ事情がどう動いているのかは正確には分かりませんしそこまで知ることは難しいです。

スカウティングが盛んになり、いろいろなカタチでデータが中心に動いています。
試合中でもデータを取り、それがトレーニングの内容にも戦術にも反映されていきます。

いつも言っていることですが、でもそのトレーニングができる状態じゃなかったら?
身体がうまく動かない状態だったらどうするの?ってことなんです。
「先に動ける状態を作り出し、トレーニングをしやすくし、試合結果につなげてもらう」パフォーマンスファーストとはボクの中ではそんな意味です。

今回の練習後にも総勢20人程度の選手を調整しました。
可能性のカタマリです。彼女たちの進化が楽しみでなりません。
だってほぼ全員が春高バレー出場経験者ですよ。これはマジで楽しみだわ〜。

これから青山学院大学女子バレーボール部のサポートを開始します。
新チームに移行したばかりの今、4月から始まる春のリーグ戦に向けて練習真っ盛りです。
選手のパフォーマンスが上がっていくのを見届けたいと思います。

▲決起集会?になるのかな。これからどうやって行動していこうかな。ワクワクが止まりません!

これからサイモン式のインストラクターにはどんどんスポーツの現場を見せて、味わって、体験してもらおうと思っています。勉強しただけではもったいないからね〜。

 

テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一

現在募集中のセミナーはコチラから

テーピングセミナー
2月17日「O脚&姿勢調整テーピングセミナー」
3月17日「サイモン式集まれテーピング練習会」
4月〜「サイモン式テーピングマスターベーシックコース第三期」

施術セミナー
3月〜「サイモン式関節調整術」

テーピングオフィシャルサイトができました。
「サイモン式テーピングマスターサイト」

 

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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