知らぬ間に突然襲ってくる彼女。
女は「魔女」と呼ばれ恐れられている。
今日もどこかで誰かに一撃を加えているに違いない。
魔女の一撃
はい。腰痛ネタでございます。
いわゆる「ギックリ腰」、これは欧米では「魔女の一撃」とも言われています。
突然襲ってくる、キツい腰痛です。
ギックリ腰の対処方法などは、Google先生に聞けば詳しく教えてくれます。
ボクは違う方面からアプローチしていきますね。
ギックリ腰ってなんなのさ
そもそもギックリ腰ってなんのことか分かりますか?
よく患者さんでも「ギックリ腰になってしまって」と予約を入れる方がいます。
よっぽどキツい症状なんだろうな、と想像します。
ですが大したことなかったりします。
よく聞かれることのひとつとしては、
「ギックリ腰って、腰のどの部分が痛むんですか?」
この質問はとっても多い質問なんです。
ギックリ腰とは、
「重いものを持ち上げるなどをして『突然痛みを発症した腰痛』の総称」です。
1・原因がある
2・突然出てくる腰痛
これがギックリ腰と呼ばれるものです。
もちろん医学的にはギックリ腰とは言いませんし、あくまで『急性腰痛(急に痛くなった腰痛)』の俗称です。
「朝起きたら腰が痛くなっていた」「椅子に長時間座っていたら腰が痛くなった」「立ちっぱなしで腰痛になった」など、これらはギックリ腰とは言いません。
そして「腰のどこが痛むか?」ではなく、「腰のどの部分が痛んでも、原因があって突然出た時はギックリ腰」です。
ギックリ腰にも程度があります。
痛みがひどくて動けないほどの状態の時もあれば、何とか動けるけど痛みで日常動作ができない。
中にはトイレに行ったはいいけど座ったら立ち上がれない。そんな状況もあるくらいです。
ボクもギックリ腰経験者です。
通算3度ほど経験していますので、トイレの話は笑い事ではないのは知っています。
▲ギックリ腰は経験者じゃないと痛みは理解しにくいです。ボクは経験者ですから患者さんの気持ちに寄り添えます。できれば経験しない方がいいですけどね。
どうすれば魔女から逃れられるのか
魔女から逃れるとは「ギックリ腰にならないためには?」ってことね。
最近流行りの「美魔女」でも魔女はお断りしたいものです。
ひと言で答えを出すならば、
諦めろ。
実はこれが最適解だと思っています。
どんなに注意していてもギックリ腰になる時はなります。
ゼッタイにならない方法なんてありません。
一応、注意点を書くならば、
・適度な運動(腰痛体操など)
・できれば少し筋トレもする
・デスクワークでは一時間に一回は席を立つ
・肩甲骨を中心に肩を回す
・歩幅を広めにして歩く
・重いものを持つ時は膝を曲げてから持つ
・下半身を冷やさない
・お腹いっぱい食べない
・太らない
・早く寝る
・バランスのよい食事をする などなど・・・
こんなの書いたらキリがありません。
これらをしっかり守っていても、魔女は突然現れて一撃を与えて去っていきます。
この記事を書いている、8月7日現在での注意点&原因を考えてみると、
・冷房での身体の冷え
・水分&塩分不足による筋肉へのダメージ
・お風呂をシャワーで済ませることでの血行不良
・冷えたものを摂取し過ぎる内臓への負担
・睡眠不足による疲労残存
などなど、このあたりでしょうか。
この時期の対処方法としてオススメしたいのは、
朝風呂に入ろう!
これが一番いいんじゃないかな?
夜早めに寝て、ちょっと早く起きて、朝にお風呂に入って、血行を回復させて、水分もしっかり摂って、みそ汁付きで朝ごはん食べて、その後に軽くラジオ体操。
こんな感じでいかがでしょうか?
え?大して専門的なこと書いてないって?
そう。専門的な知識なんて要らない。
要するに「魔女は規則正しい生活が一番キライ」ってこと。
不規則な生活を送っていると、魔女はアナタの傍にやってきます。
そして・・・。なんてことにならないことを祈っています。
テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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