こんにちは。山田敬一です(@kei883)です。
文京区本駒込で開業して先日で12年を迎えました。
治療家として25年。治療&スポーツ現場最優先で活動中です。
▲先日晴れた日に散歩した川沿いの道。ほとんど人がいないところを選んで歩きました。よくよく見ると写真に誰も写っていない・・・。こういうところなら散歩しても大丈夫ってことですよね。
勝つ?負ける?
コロナの話で持ち切りの昨今。もうこの話題からは逃れられません。
どううまく付き合っていくか?が問われる段階にきていると、自分自身ではそう考えています。
「コロナ禍に打ち勝つ」のような言葉を見ると、そもそも勝ち負けではないような気がします。
経営でも「勝ち組・負け組」みたいな言葉を散見しますがこれも勝ち負けではないでしょう?
もちろん「コロナに感染した上でお付き合い」ではありません。
感染しないように万全の注意を払いつつ「どう付き合っていくか?」にそろそろ頭の中をシフトチェンジすることも必要な時期に来ていると思います。
もし対策がうまくいき欧米やアジア圏で感染に抑止がかかったとしても、南米やアフリカ諸国での蔓延を考えた時、世界的に見たら「終息宣言」にはつながるはずがありません。
日本国内で抑えられても世界的に抑えられてなければ、人々の行き来をはじめ、経済活動はままなりません。
だとするならば「どう付き合っていくか」は突飛な話ではない。
むしろきとんと感染予防をしつつ、この先考えなければならないことだと認識しています。
数字的に一度落ち着いたとしても必ず二次・三次の感染蔓延が待っています。
打ち勝つ、というよりどう付き合っていくか。を考えたい。
これは「コロナウイルスに感染しても問題ないでしょ」という物理的な話ではなく、マインド的に「どう付き合っていくかを模索した方が懸命なのでは」という話です。
人の認識の差
コロナ感染予防に対して、人々の認識の差がかなりありますよね。
「外ならいいんでしょ」とばかりに公園には人だかりができたり、「今は空いてるから」なんて考えで観光地に人出があったり。呆れてものが言えません。
これでもし発熱したりすれば医療側を頼るのでしょう。
そして検査してもらえないなどとクレームまがいな事を言う。
外出自粛してほしい、接触を最低でも7割減、できれば8割減にしてほしい。これらは仕事以外に関してはやろうと思えばできるはずです。
それなのに実行しない。実行しないくせに文句は言う。
きちんと実行・実践している人もいます。
「自分は大丈夫」「このくらいなら平気でしょ」が感染を蔓延させ、医療現場を崩壊させている原因です。
ボクは安倍さんや小池さん支持派ではないし政府の動きは遅いとも思います。
しかしながら一人ひとりの認識の差がここに来て浮き彫りになっているように感じます。
一人ひとりの考え方や行動に関しては政府の責任ではないんじゃないかな。これは間違いなく行動した人、個人の責任ですよ。
あえて言うなら、このように言うことを聞かない人たち、たぶん選挙にも行かない人なんじゃないかしら。
「誰に投票したって同じだし」って言いそうですもの。このタイプの人たちは。
これも認識の差ですよね。一票を投じるという権利を履行した上で文句を言うのか。
誰にも投票したくないなら白紙投票という意思表示もあると言う方もいますが、ただの無効票になりますからね。ボクは誰かしらに投票はします。
ちなみに今まで選挙に行かなかったことは一度もありません。自分の意思表示ができる機会を自分から破棄するなんてボクには考えられません。
今は接触を極力減らさなければならない時期ですからできないのは分かっているけど、先週に巣鴨でうろついてた人や今週末にマスクもせずに観光地で遊んでいた人たちに「あなたは選挙に行ってますか?」と聞いてみてほしい。そんな気がします。
話がずれましたが「コロナ怖い!」の人と、「コロナ禍とどう付き合っていくか」の人は、この先間違いなく相容れないのだと思いますよ。
ボクはコロナ禍とどう付き合っていくか?を模索しようと考えている立場ですが、物理的な人との接触はなるべく避けます。物理的な視点と、マインド的な視点は分けて考える必要がありますからね。
物理的側面とマインド的側面
自分の仕事でも間違いなく影響は出ています。
特に遠方から来院している患者さんのキャンセルが相次いでいます。
今の状況下では仕方ない。半ばあきらめています。
患者さんの来院に関してはあきらめてはいますが次の展開はいろいろと考えています。
それが「どう付き合っていくか?」にも関係しますが、このコロナ禍は長引く可能性が高いわけですから患者さんも疲弊してきます。
物理的にはコロナ禍はすぐに収束しないですから、マインド的な部分も含めてどうケアしていくかが必要だと考えているからです。
このあたりは先日のブログでも触れましたが、患者さんとコンタクトを取れるようにしておくことが最重要なわけです。
ウイルスには勝てません。そもそも勝負ではありません。
完全な回避もできません。極力感染しないように物理的に気をつけるだけです。
その時マインドが引っ張られると面倒なことになります。感染したらすぐに重症化するわけでもないし、すぐに命の危険があるわけでもないのです。
長期化することを想定し、物理的な側面とマインド的な側面をきちんと分けて考え、しっかりと情報収集をしておく。そうしなければ頭の整理がつかないまま不安や緊張が続くだけです。
物理的にはめっちゃ気をつける。
マインド的にはうまく付き合っていくことを模索する。
もう逃れられないのだから、メンタルがやられると厄介ですよ。
うまく怖がって、うまく付き合っていこうと考えています。
テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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