コロナ禍も一年が経過する。
東日本大震災から10年が経過した。
閉塞感や不安感が似ているような気がする。
状況を受け入れる
新型コロナウイルスが流行りだしてからもう一年が経過します。
昨年の今ごろは息子の卒業式があるのかないのか気を揉んでいました。
その頃に一年後を想像した時に、まさか今のような状況になっているとはまったく想像できなかったでしょう。
まさかまだコロナ禍が続いていて、しかも緊急事態宣言まで出ているなんてボクは想像できません。
この一年間、いったいなんだったのだろう。
自分で自分自身を停滞させていたような気もするし、実際に閉塞感で押しつぶされそうな、そんな気持ちでいたのだろうな。
ようやく受け入れられるようになり、自分の考えがまとまり、地に足着けて動けるようになったのは夏くらいからだったと記憶しています。
帝京高校野球部が夏の東東京大会で優勝してくれたのはかなりボクの背中を押してくれた出来事でした。
まずこの状況を受け入れないと前に進めない。
受け入れた上で「どうするのか?」「何をするのか?」「できることは何なのか?」これらを自分で考えて答えを出し、行動に移すしかないんだよね。
誰のために?何のために?
3.11で東日本大震災から10年が経過しました。
東北の方々の苦労とは比較にもなりませんが、当時住んでいたマンションもかなりの被害を受けました。
今でもあの時のことを思い出すと胸が締めつけられる感じになります。実際に胸の奥が苦しくなってくるんです。これは病気したからなのだろうか?いやそうではない。
東北の方々はとてつもない苦しみを味わい、そして思い出すたびに苦く辛い気持ちになるのでしょう。
当時の整骨院はそれほどの被害はありませんでしたが、患者さんの中にはメンタルに不調をきたしてボクに相談してくる方もいらしたり、「少しでも平常運転をすることで何とか周囲に安心感をもたらすことができれば」、そんなことを考えながら治療していたのは鮮明に覚えています。
今のこの状況も震災時に似たような感覚があります。
最初の緊急事態宣言下でも整骨院を休まないと決めたからには「来院してくれる患者さんに少しでも安心感を提供しよう」「少しでも元気になって帰ってもらおう」これしかありませんでした。
治療家にできることなんてたかが知れています。大それたことはできません。
それなら自分のできることで何かしら貢献するしかないのです。結果的に今のボクがたどり着いたのは「患者さん向けにYouTubeで動画を配信する」これでした。
これならできる。これなら患者さんに貢献できる。アスリートに貢献できる。
結局は「目の前の患者さんやアスリートのために」、これしかできないんですよね、ボクは。
▲この野球肘の動画は選手にも喜んでもらえました。テーピングの色もカラフルにしたので「こんな色のテープってあるんですね!」なんてことも言われたっけ。
多くの人なんて助けられない
「目の前の人を大切にする」、この繰り返しが大勢に認知されていくのでしょう。
開院からもうすぐ13年が経過します。いったい今まで何人の患者さんを治療してきたのだろう?数えたこともないし数えようとも思いませんが、きっと何万人になるはずです。
経営者としては全然ダメダメです。
人を雇う度胸も器量もないし、育てながら自分の治療なんて今のボクにはできません。
二番手を育てるのも大切だと頭では理解していますが、その気がない。
一度に多くのことなんてできない。ボクにはできない、いやハッキリ言ってしまえば面倒臭くて人なんて育ててらんない。
だから自分のできることで、やりたいことで、少しでも多くの患者さんの役に立てればいい。
そう考えたからYouTubeなんです。
今までやらなかったのは「テーピングはDVD出してるから」「セミナーやってるから」「講習を持ってるから」「関わる業者さんや受講生に失礼になるから」、なんて言い訳してただけですね。
特にリアルでのセミナー活動はしばらくできそうにないので「この機会にYouTubeに力をいれてみよう」は自分にとってのいい言い訳になりました。自分がやりたくて患者さんのためになること。いいじゃん、最高だよね。
ボクは恵まれています。そうやってできることがあるから。
状況的にできない人だっているはずです。でも何かしらあるはずです。
多くの人なんて助けなくていいし、まずは自分のことだけでもいい。
この状況を乗り越えて前に進めるよう、一つひとつやっていくしかない。
今の状況下でもできること何かしらはあるはずですから。
閉塞感があっても不安感があっても、きっとみんな同じような思いを抱えています。
お金をかけなくてもできることはあるしね。ブログもSNSもYouTubeもなんでもできる。
あと少しの辛抱だと信じて。
そして震災後10年が立ちましたが、思い出すと苦しくなるけど、忘れてはならないんです。
ガンバレ、東北!ボクも頑張ります!
あ。YouTubeのチャンネル登録よろしくお願いします♡
https://www.youtube.com/channel/UC6D98TGY_OHwDoLip8YvZ-g
テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一
やまだ整骨院のLINE公式アカウント始めました。
予約が混み合いやすい平日夕方や土曜日など、キャンセルが出た場合にお知らせします。先日は土曜日のキャンセルが出たために発信しましたが、即予約の連絡をいただきました。皆さんに喜んでいただけているようです。
合わせて健康情報やお得な情報なども発信していく予定です。友だち追加してくれた方には次回来院時にお礼のサービスありです!
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YouTubeでテーピングや体操の動画をアップしています。
目の前の患者さんに喜んでもらえるように分かりやすくしています。ぜひチャンネル登録をお願いします♡
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ボクの想いに共感していただけた方、また高品質のプロテインを探している方、ぜひぜひ下のショッピングサイトをチェックして下さい。できれば買って下さい(笑)最近はプロのアスリートからの発注も増えてきました。
これからテーピングもコチラで買えるようにしていきますよ!
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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