治療家は治療だけしていればいいのか?

こんにちは。サイモン山田です。
今日は朝から患者さんが途切れない・・・。
まあ年明けだからね。当たり前かな~。

さて今日のテーマは、

治療家が個人として生き残る道とは?

年末年始で近所を含め、いろいろなショッピングモールに行ってきました。
家族の買い物の付き合いではありますが、僕にはちょっとした視察にもなっているんです。

ショッピングモールには大手のリラクゼーションサロンが出店しています。
名前は挙げませんが、モール内に2件以上は確実にあります。
中には保険治療も取り扱っている整骨院があるモールもあります。
そこで気づくことってたくさんあるんですよね~。

そのひとつとしては、
「もともと豊富な資金がある、あるいは資金調達がしやすい企業体が出店しているサロンには、ガチンコではかなわない」ってこと。

・資金が豊富
・人材確保もしやすい
・人材育成のシステムがある
・多店舗展開が可能
・日曜祝日などの時間帯も営業
などなどうわべだけ見ても、個人治療家はハナから勝負になりませんよね。
このあたりを比較したら、ムリってことなんです。

だから「治療家として」「個人として」の情報発信が肝になるんです。

もちろん情報発信もたくさん種類があります。
掲示物やPOP、黒板だって情報発信だし、ハガキやニューズレターも情報発信。
ホームページもブログもSNSも情報発信です。
その情報を「個人の意見として」しっかり発信することなんです。

便利さや、価格などで考えたら、間違いなく個人治療家は選ばれません。
だって日曜祝日もやっていて、リーズナブルな価格なんですよ。
そしてそれなりに一定の技術だってあるはずなんです。
(ハッキリ言って、技術の有る無しは、お客さんは判断しにくい)

それでもなお選ばれるようになるためには、個人の情報発信をし続けないと。
日曜祝日含め毎日治療していて、なおかつ低価格なんて身が持たないしね。
そんなところで競争したって、身の破滅が待っているだけです。

もう放っておいても患者さんが来院するような時代ではない。
とっくにそんな時代は過ぎています。
それでも旧態依然としたままでは、ホントにマズイですよ。

施術力なんてあって当たり前。プラスアルファが必要なんです。
このプラスアルファが個人の価値であったり、魅力だったりするんです。

でもそもそも施術自体にイマイチ自信がない治療家もいます。
反対に施術力はあっても、どうやって情報発信をしていいのか、どうやって販促活動をすればいいのか、基本的なことが理解できていない治療家もいます。

だからやります。そのセミナーをやります。
ただのマーケティングセミナーにはしません。
施術力の底上げも念頭に置きます。
そして「選ばれ続けるような個人治療家になること」が最終目的です。

価格競争・飽和状態・供給過多・・・。
これはまだまだ続いていきます。
僕だってその真っ只中にいるという自覚はあります。

大手に勝つとか、そんなことではなく、
「個人個人が治療家としての価値をしっかり伝え、患者さんに選んでもらえるようになること」
これこそが大切になってくるのではないでしょうか。

イチゴ狩りイチゴ狩りをしながらでも、いろんなこと考えられるんですよ~。
遊びも真剣にやってれば、面白い気づきはありますよ。

今はマジメに一つひとつカリキュラムを作っています。
せっかくやるんだから、僕の独自性が出ないと面白くならないから。
来週の打ち合わせに向けて考えていたのは、こんなことでした。

いつもお読み下さりありがとうございます!ではまた次回!

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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