こんにちは。サイモン山田です。
休みなく動いていると、曜日の感覚がなくなりますね。
連載の原稿もやっと終わり、ちょっとひと息です。
さて今日のブログは、
メイウェザー対パッキャオ、ファイトマネーがハンパない!
いよいよ5月2日、ラスベガスMGMグランドで、フロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオの世紀の一戦が決まったらしい。
あ。ボクシングの試合です(笑)
らしいというのは、まだ報道が先行している状態だし、この手の試合はなんだかんだで延期になることもあるので。でも決まったみたいですけどね。
以前からこの二人が試合するという噂は出ていたけど、いよいよか!という感じです。
二人の戦績もスゴいんですが、みんな興味ないでしょう(笑)
興味のある人は、選手の名前で検索してみて下さい!
この試合はファイトマネーがハンパない!
噂だとメイウェザーが約150億、パッキャオが約100億!
マジか!なんなんだ?この金額!
もちろん素晴らしい選手ですし、試合自体も素晴らしい試合になることでしょう。
ケタ違いというか、格闘技に携わる者としては、うらやましいし、ちょっと想像がつかないし。
キックボクシングでは億が万になったとしても、かなり高額なファイトマネーです。
ケタ違いというより、単位違いだよね、これは。
しかも観戦チケットの金額もハンパない。
チケットの最高額が約700万円。最低額でも約50万円だそう。
行けないわ~。これじゃ(笑)
だからペイパービュー観戦の売り上げが見込めるんだね。
ファイトマネーの多くはこのペイパービュー料金の占める割合が大きいわけですから。
日本ではあまり馴染みのないペイパービューですが、アメリカなどの広い国では行きたくても遠すぎて行けない人が多いわけです。
だからペイパービューがかなり流行っているんですね。
観戦チケットがこのとんでもない値段なら、ペイパービューが仮に一世帯一万円してでも見たくなるってもの。
それならみんなで集まって盛り上がれますからね。観たいわ~、マジで。
にしても、日本の格闘技業界とは何故ここまで違うんだろう?
いろいろあるとは思いますが、そのひとつはマーケティング的な考え方がないことだと思うのです。
僕も格闘技に携わり15年ほど経ちますが、たぶん僕の方が知ってることが多い(苦笑)
興行自体が単発になっていて、つながりが感じられないんですね。
アメリカのプロレスWWEや、最近また復活してきた新日本プロレスは、興行が単発にはならず、ストーリーのように展開されるので、次がまた見たくなるわけです。
格闘技自体のコンテンツはガチンコ勝負ですから、ストーリーを作るのは難しいです。
でも難しいからこそ、考えたら面白くなるような気がします。
K-1の魔裟斗選手が活躍していた頃は、魔裟斗選手がいかにしてチャンピオンになるか?もし負けてもどうやって復活するか?そして魔裟斗選手を中心にしたライバル関係なども後押ししたから、あれだけ盛り上がったんだと思います。
ではスター選手が出れば何とかなるのか?実はここに最大のジレンマがあるんです。
やはりスター選手がいればカンタンなんです。でもスター選手はそうカンタンには現れにくいのが現実です。
だからこそ考えに考えてストーリーを作り、選手にフォーカスさせるとともに、観客が格闘技自体に興味を持ってもらえるような仕掛けが必要になります。
その答えのひとつが体験だと感じています。
リング上は完全に非日常どころか、異空間です。
リングアナウンサーが選手入場のコールをし、入場音楽が流れ、花道にスポットライトが当たり、その中を歩いていく。そしてリングイン。そして選手の名前がコールされる…。
こんな体験、なかなか普段の生活をしていたらできないでしょう。
まあもちろん、リング内は聖地ですから、そうそう容易に上がれるわけではないですけどね。
あくまで一例ですが、そんな体験ができても面白いんじゃないかな。
アメリカの総合格闘技・UFCでは選手一人ひとりがTwitterのアカウントを持っています。
これは以前ブログで書きました。選手と観客の距離が近く感じられると、その選手を応援したくなります。
その反対に会場での非日常的で、かつあの異空間に入ると格闘技のトリコになるのかもしれないな~。
あれ?だいぶ疲れてますね、僕。
完全にトリップしております(笑)
早く5月にならないかな~。今から試合が楽しみです。
いつもありがとうございます!ではまた!
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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