誰を見て、どこを向いて仕事をしていますか?

こんにちは。サイモン山田です。
東日本大震災から丸4年。黙祷を捧げました。
あの揺れは、映像はいまだに記憶に残っています。
被害に遭われた方のご冥福を改めてお祈り致します。

さて今日のブログは、

理美容業界も治療業界も似たりよったり。相手を見てない・・・。

こんなニュースがやっていました。見た人もいると思います。

安倍首相の「美容室でカット」は違法?
「男の散髪」をめぐる奇妙なルール

ヤフーニュースより転載です。

要するに、美容師は男性のカットをしちゃいけない。そんな内容。
そして、理容師はパーマとかカラーもしちゃいけないことになっているそうです。
まあ解釈の仕方でどっちとも取れるらしいんですが。
これは直接、理容師さんから聞いた話です。

で。こんなニュースもやってました。これも見た人いるでしょう。

遂に逮捕!乳児死亡NPO法人の「ズンズン運動」
ショッキング画像と口コミの洗脳っぷりが怖い

naverまとめからの転載です。

これは僕にとっては「ヒドイ」のひと言に尽きます。
資格云々の問題ではなく、やっていること自体がひどすぎる。
赤ん坊の首をあんな風に動かすのは、かなりのリスクです。
でも難病が治っていた?らしい。僕にはよく分かりませんけど。

この2つのニュース、違うようでいて共通点があるんです。

それがその後の業界の反応です。

理美容業界
「だからカットは理容師がやるものだ」そんな理容業界の声。
そして、
「パーマやカラーは美容師がやるもんでしょ」そんな美容業界の声。

治療業界の資格取得者
「だから資格がない人間がやるのはよくない」そんな資格取得者の声
そして
「資格のあるなしより、結果が残せているかどうか」そんな非資格取得者の声。

ハッキリ共通しています。
カンタンに言ってしまえば、
「自分のことしか考えてない」

このひと言に尽きます。ああ、情けない。僕はちょっとガッカリです。

saimon

言ってる人って、何かコンプレックスでもあるか、お客さんや患者さんに恵まれてないのかもしれません。
自分に自信があり、お客さんや患者さんに恵まれていたら、今回挙げた2つのニュースなんてどうでもいい話です。

そもそもお客さんや患者さんに関係ないんです。
理容師がカットしたって、美容師がカットしたって同じ。
要は「誰が」カットしてくれるか、お気に入りのスタイルになるか。そこが重要なはず。

柔整師が、整体師がとかそんなこと分からないでしょ。
要は「誰が」治療してくれて、ちゃんとした効果が出るか。そこが重要なはず。

もちろん僕は資格取得者ですから、有資格者と非資格者に明確な線引きが出来て、かつ法的な縛りが出来てもいっこうに構いません。
でもそれには反対です。
現状で有資格者の院ではないところに通院している患者さんもいます。
それで治療効果がしっかり出ていて、なおかつ人間的にも素晴らしい治療家だっています。
その患者さんたちのこと、どう考えているんだろう?

だからその現状がある中で、資格がどうこうって言ってること自体がおかしい。
立て続けに資格絡みのニュースが続いた中、僕が感じたのはそんなことでした。

いつもありがとうございます!ではまた!

 

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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