こんにちは。サイモン山田です。
今日も一日楽しく治療をしていました。ホントに恵まれてるね。
いい患者さんに囲まれて、治療家冥利に尽きます!
さて今日のブログは、
小中学生の腰痛を軽く考えないこと。
最近来院した少年野球をしている小学6年生の男の子。
前々から少し腰が痛かったのが、ボールをジャンプしてキャッチした時に、腰に強い痛みが出たとのこと。
腰に炎症も出ていたので、まずはその部分を処置し、連れて来てくれた指導者の方に詳しく状況をお話ししました。
この少年のケースで僕が即座に心配した、別の症状があります。
小中学生の治療にはけっこう気を使います。ウチの子供の場合もね。
この写真は「足の速くなるテーピング」を貼って、ご満悦の息子くんです(笑)
ズバリ!腰椎分離症には要注意!
スポーツをしている小中学生の腰痛の場合「腰椎分離症(ようついぶんりしょう)」というのが一番怖いんです。
(詳しくはGoogle先生に聞いてみて下さいね。長くなってしまうので・・・)
もしなってしまったら、即スポーツを中止しなければならないケースもあります。
症状が軽い場合は様子を見ながらスポーツができる場合もあります。
ひどければまずは一旦スポーツは休ませなければなりません。
学生の場合、痛みなどで練習を休めばレギュラーを外されたりすることもありますよね。
でも痛みをガマンし続けてしまうと、本当に取り返しのつかなくなることもある。
僕も過去無理し過ぎたために、痛みが長引いてしまった少年を見てきました。
もしそうなってしまえば学生時代の話だけではなく、将来上を目指そうにも途中で諦めざるを得ません。
ヘタすると日常生活にも影響を与えてしまいます。
だから腰に痛みが出たら、まずは無理せず病院にかかること。
もし腰椎分離症の疑いが出たら、ドクターの指示を仰ぎ、スポーツは一旦中止すること。
これは普段から小中学生だけに言っているのではなく、親御さん、部活の顧問、監督・コーチ・指導者の方にも同じように言っています。
今回のケースは指導者の方がウチに来院している方なので、早めに対処することができました。
結果的に腰椎分離症の初期でした。今は様子を見ている段階です。
もし放っておいたら、と考えると怖いですよ。ホントに・・・。
小中学生が自ら痛みを訴え、一人で病院にかかることは難しいです。
だから大人の我々がきちんとした対処をしなければ、子供たちの未来を潰してしまいかねません。
ですので小中学生の腰痛、軽く考えないで下さいね。
いつもありがとうございます!ではまた!
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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