エクスマ的ではない「初体験」をしてみて。

こんにちは。サイモン山田です。
入院して14日目。もうカラダが痛くて仕方ない・・・。
カラダが自由に動かせないのって、こんなにキツいんですね〜。

101301こんな写真しかないんだよね〜。
マジでICUで写真撮っておきたかったよな〜。モッタイナイ・・・。

さて今日のブログは、

「初めての体験」でもエクスマ的ではないね、これは。

今回の入院&手術では、今までにない体験「初体験」を多々しました。
・そもそも入院自体が初体験。そして全身麻酔下での手術も初体験。
(これは本当に体験しなくていいわ。いろんな意味でキツすぎます)

・心臓が止まった(止めた)のが初めて。
(ってか、そんなこと誰も体験しませんよね、マジで)

・多数の点滴。気管内挿管含め、最高で合計16本も管が入っていました。
(カラダが傷だらけです。というか穴だらけです)

・ICU(集中治療室)で過ごしたのが初めて。
(斜向かいのベッドで亡くなった男性もいました。コレは本当に衝撃でした)

・手足を拘束されたのが初めて。
(気管内挿管したチューブなどを自分で勝手に抜いたりしないように)

・ベッドのうえで「う◯ち」をしたのが初めて。
(お◯っこはチューブ入り。まさかベッドの上で・・・)

・下の毛を剃られたのも初めて。
(カテーテルを入れる時に。けっこう剛毛なものでして)

・首や肩・背中が凝って、激しい頭痛を味わったのが初めて。
(ここまでヒドイのは初めてでした。アタマの中で太鼓が鳴ってる感じ)

・「オレ、死んじゃうのかも?」って思ったのが初めて。
(今までは生きているのが「当たり前」でしたから)

・経済的な心配がここまでMAXになったのが初めて。
(以前もピンチはありましたけど、今はその時と比べようもないほどピンチ・笑)

・人間はいつか死ぬんだ。ってハッキリ意識したのが初めて。
(自分自身が死ぬことを意識することなんてなかった)

これら全て初体験なことばっかりでしたが、エクスマ的な意味での体験ではなく「単純に体験してしまった」だけのこと。

この体験から何を得て、どんな自分に生まれ変わるのか?
そう考えると、少しはエクスマ的な感じもするような感じかな。

無理やりにでも、こじつけでも、面白く考えないとやってらんない。
そのくらい衝撃的な体験ばっかりでしたからね。

治療は好きだと思っていたけど(今でも思っています)治療現場に戻った時に、いったいどんな気分なのかは、正直分かりません。
そのくらい人生観が変わる体験でしたから。

普通に仕事していた事自体が「奇跡」のように思えてならない。
仲間とメシ食って飲んで笑っていたのが「奇跡」のように思えてならない。
家族と楽しく、家で団欒していたのが「奇跡」のように思えてならない。

今回の病気に意味をつけるとしたら?
たくさんあるとは思うんですが、そのひとつは間違いなく「当たり前を当たり前にできること、これが奇跡的に素晴らしく、尊く、愛おしいもの」なんだ、それに気づいたことかな。

まだまだ全然体調は芳しくありません。
それでもブログを書くのは、今の気分を書きたいから。

今の体調・感情の揺れ動きやアップダウン、これは今しか表現できない。
だから気持ちを入れて書いています。

でもさ〜「生きてるだけで丸儲け」って明石家さんまが言ってたけど。
ホントにそうだよね。ホントにそう。生きてりゃ何とかなるって気がするもんね。

また書けること、書いていきますので。
興味のある方はよんで読んでくれると嬉しいです。ではまた。

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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