こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
テーピングは脇役?テーピングは主役になれるのか?
自分の人生は自分が主役!
なんてよく言ったりしますけど、そんな話ではなく。それは当たり前ですしね。
4月からテーピングのセミナー等を本格的に再開させます。
まだ詳細は決まってないのですが、本気の本気でやることだけは決まってます。
そんな中あらためて「テーピングの立ち位置」みたいなものを考えてみました。
7.8年前のことですが、受講者に聞かれたことがあります。
「先生にとってテーピングは主役ですか?脇役ですか?」って。
その時は、
「テーピングは主役にも脇役にもなりますよ」って答えたような。
「貼る部位や、貼る目的によってはどっちにもなるし、一般的には脇役だと思われがちですが、僕はテーピングを主役にすることができますけどね」って答えたような。
まあそのくらい自信満々だったってこと(自信過剰でもありますが。。。)
今でもその気持ちはあるんですけど、今ならもっと気の利いた答えになるかな。
「テーピングは主役でも脇役でもなく、主役はテーピングを貼られた人だよ」って。
そうなんです。
あくまでテーピングは人のパフォーマンスを上げるためのツールにすぎないんですから。
(治すとか、補強とか、保護とか、筋力アップとか、矯正とか全て含めて)
主役は「人」です。
患者さんであり、スポーツ選手であり、アスリートが主役なんです。
テーピングも、テーピングを貼る僕も主役にはなり得ません。
「テーピング」と「僕の手」は、同じってこと(笑)
技術やツール、つまり「やり方」や「方法」ではないってこと。
治療家の「スタンス」や「あり方」の問題なんです。
主役とか脇役とかの話も、そもそも「相手不在=患者さん不在」の話です。
テーピングがいくらいいものでも「貼られる人」がいないと成り立たない。
僕がいくら治療がうまくたって、患者さんがいなくちゃ発揮できないし成り立たない。
つまりテーピングも僕も主役にはなりません。
そしてぐるっと一周回って思ったこと。
それは「テーピングを貼れる人ってまだまだ少ない」ってこと。
貼れる人が少なければ、貼られて「これから主役になる人」も限られてしまう。
だから貼れる人材を増やしていきたいな、そう思うんです。
実際にツールとしてもテーピングは素晴らしいです。
布切れを貼り付けるだけなのに、あんなにパフォーマンスが上がるなんて。
主役になるために。輝くために。
そんな人を見たいし、そんな人を増やしたいしね。
あ。食べられるテーピングってできないのかな~。
そしたらゴミも少なくなるし、非常食にもなりそうだし(笑)
ではまた!
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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