こんにちは。日曜日のんびりモードのサイモン山田です。
人のカラダはいい意味であいまいなものです。
テーピングを分かりやすく体系化するにあたり、一度今まで学んできたことをおさらいしています。
その中でweb上の情報なども精査したりしながら進めているので、けっこう時間がかかるわ~。
それで気になってきたことがあります。
治療家なのか、そうではない人たちなのかよく分かりませんが、やたらとカラダを複雑化しているサイトやブログを目にするんです。
中には納得できることもあるし、何だかよく分からないこともあります。
複雑化することでのメリットは、ハッキリ言って「自分たちにしか分からないようにしているだけ」なんじゃないかな〜。僕にはそう思えるほどです。
複雑化すればするほど、患者さんの頭の中も複雑になっていきます。
そうすればシンプルな治療では治らなくなっていくものです。
カラダなんてぶつけて腫れたら冷やせばいいし、寒さで腰が張ってきたなら暖めればいい。
いい意味で人のカラダなんてそんなもんだと思うんですけどね〜。
頭蓋骨と顔面骨だって、いくらでも複雑に説明できます。
でもそれだと分からなくなるだけ。要は「良くなればいい」んじゃないのかな?
カラダは「1+1=2」でもいいし、「1+1=3」でもいい。
精密機械ばりにきっちりしている部分もありますが、本来はかなりアバウトです。
いい意味で適当だし、いい加減だし、あいまいにできています。
そして皮膚の下にあるカラダのパーツなんて、治療家の僕だって「本当にそうなってるのかしら?」って思えるようなことってしょっちゅうありますから。
なんでうまくいったのか分からないけど、なんか知らないけど治ってる。
治療家なら一度はそんな経験ってあるんじゃないでしょうか?
カラダの状態が良くても悪くても、感情ひとつでガラッと変わったりします。
火事場の馬鹿力だってそうでしょう。理屈じゃ説明できないですからね。
人が人を治せるなんて、そんな大それたことを僕は思っていません。
いかにその人の生命力というか、回復力というかを引き出せるかどうか?
治療家にできることの本分はそのあたりだと思いますけどね。
専門用語を羅列し、やたらと複雑にしたがるのは、自分の能力を高く見せたいだけのようは気がするけどね。
プロなら極力シンプルに。プロなら極力単純に。
僕はそうありたいし、それでいいと思ってます。
そしてセミナーもそう進めていきますよ〜。
ではまた。
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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