何のために?誰のために?アナタは仕事をしているのですか?

こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
午前は予約がいっぱいでした。
キャンセルがあったと思ったら、そこにジャストで入る患者さん。
しかもその時間にしかダメだったのね。何かこういうのって面白いね~。

僕は何故、この仕事「治療」をしているのだろう?

病気をしてから約5ヶ月。
そして東日本大震災から5年が経過しました。

あの時のことは今でも脳裏に焼きついています。
東北の被害とは比べられないけど、僕の仕事にも少なからず影響がありました。

震災から3日後から治療を再開し驚いたのは、地震の影響で不安で眠れなかったり、理由もなく体調不良を訴えたり、僕のところに相談に来る患者さんがけっこう多かったこと。

その時に直感的に感じたのは、
「僕は痛みを取る治療はしていなかったんだ。患者さんを、人を診ていたんだ」ってこと。

その後エクスマに参加して、僕の直感は確信に変わっていきました。
そして「既存顧客を死ぬほど大切に」し、今は「大切な人を大切に」することができるようになりました。

031101今の僕は好きな人のために治療をしているのかもしれない。
こんな楽しく明るく面白い患者さんたち。最高の笑顔だよね~!いつもありがとう!
でもさ、治療中にピースってさ、スゴイよね。好きな患者さんだけで貸切の治療院内です(笑)

何のために?誰のために?自分のためでもあるけどさ。僕は「好きな人のため」って言いたい。

基本的に痛みを取るのは僕らの役割ではあります。
でもね、僕としてはそれだけじゃつまらない。それは誰でもできることだと思うから。
僕にしかできないこと、僕にしか患者さんに提供できないことがある。

「好きな人の希望を叶えたい」僕は本気でそう思っているんです。

希望を叶えるというと、大げさに聞こえるかもしれません。しかも好きな人の、なんてね。
・バレーボールがしたい
・ゴルフがしたい
・旅行に行きたい
・部活を休みたくない
・楽に仕事がしたい
こんなことに応えることだって希望を叶えることですよね。

前述の震災後であれば「不安なく眠りたい」であれば、僕なりに話を聞いて安心してもらった上で、カラダの手入れをしていた記憶が鮮明に残っています。
僕は「不安なく眠りたい」という希望を叶えていたんだ。。。

これは天命なの?ミッションなの?使命なの?僕には分かりません。
でもさ、ただ単純に仕事をこなす、流れ作業のように治療なんてしたくない。

一度死にかけた僕。
ひょっとしたら、治療は命を削り出す仕事なのかもしれません。
復帰後は僕はそのくらいの気持ちでやってますよ。その分しっかり休息を取りつつ動いてますけどね。

だからもうね、関係性のない人の治療なんてできない、そのくらいの気持ちです。
共感できない、共感してもらえない人に治療なんてできません。

もちろん。治療家ですし柔道整復師ですから、ケガした人を放っておくようなことはしません。
応急処置をはじめ、でき得る限りやるべきことはやりますのでご安心を。

もしかしたら嫌いになられるかもね。嫌なヤツだ。横柄なヤツだ。そう思われるかも。
でもそれでいいと思いますよ。僕は僕の考えで、僕のあり方でやるだけです。

震災から5年の今日、僕が感じたのはこんなことでした。
いつ何時、何がどうなるかなんて分からないから、自分の感じたままに進みます。
ではまた。

 

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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