こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
今日は治療終了後にちょっと講義をします。
4月から始めるテーピングセミナーのプレ講義です。面白いことしようっと。
「サイモン式テーピング」=「エンタメ性テーピング」です!
もうテーピングで治療効果を謳うなんて時代遅れなのかもしれない。
ここまで講義内容を練りあげると、そんな風にも思うんですよね。
効果だけじゃないんだよ。って言うって、治療家としてはどうなのかしら?
だからそれにあたりハード面とソフト面、両面から見ていく必要があると考えています。
まずはハード面。テーピングのテープそのもののことです。
これだけ数多くのテーピングが市場に存在している中でいったいどれだけ認知されているのかしら?
大手メーカーはじめ、テーピングはたくさんの企業からリリースされています。
でもね、みんな知らないんですよ。治療家だって知らないです。
少なくともウチの患者さんは「テーピングはやまだ整骨院で買うもの」だと思っていますから。
なんでこんなたくさん商品があるのに、雨後の筍のごとく新しいテーピングが出てくるのかしら?
これは僕なりの考察ですが、単純に「テーピングが売れていないから」だと思うんです。
だから違う商品を出して目先を変えたり「今までと違う」ってことをアピールしたりしているに過ぎないように思います。
今はスポーツ量販店でもドラッグストアでも100円ショップでも取り扱われています。
医療関係はじめ、たくさんのネットショップでも売られてはいます。
でももうテープ自体は売れないっしょ。今のままやっていてもね。
そしてソフト面。テーピングを貼るスキルのことです。
僕は約10年前に初めてテーピングセミナーをしました。
その時の状況と、今の状況、大きく見れば全くと言っていいほど変わっていません。
テーピングの書籍やDVD、セミナーは増えた気がするけど、僕にはほとんど変わっていない気がしています。
もちろん治療家人口が増え、スポーツシーンでも使われる場面が増えていることは確かです。
YouTubeでもたくさん無料で動画がアップされています。
なのにどうして10年前と変わらない、って思えてしまうのだろう?
どうしてかと言えば、それはテーピングのスキルではなく「ツマラナイから」だと思うんです。
こんなテーピング、練習すれば誰でも貼れますよ。マジで。
でも効果があるだけ、キレイなだけじゃツマンナイでしょ。
商品と効果=スペック&モノ。エンタメ=体験&コト。
僕が勝手に定義してみました(笑)
効果が出るのは当たり前です。
そのためにテーピングを貼るわけですからね。
施術のスキルで人が驚くのはけっこうあることです。
ちょっと骨格を調整しただけで、人のカラダは驚くほど変わりますから。
でもこれをテーピングでできるようになったら?
これって施術スキル、テーピングスキル以外のことも要求されるんですよね、実は。
商品自体はいろいろなテープが存在します。
今までにないような新商品もあれば、今までのものがバージョンアップしたものもあります。
僕も新しいテープを引っさげてセミナーをリスタートさせますから。
でもね。僕はどんなテープでも効果を出す自信はあります。
それこそガムテープだって何とか効果を出せるとさえ思っていますから。
だから商品自体はあんまり関係ない。そう言い切れます。
それでも僕はいいテープを紹介したいので、自分で新しいテープを考えました。
そしてテーピングを覚えて効果が出せるようになる。それは初歩の初歩。
本当にそれは当たり前の世界。今さら何を。って感じなんですよ。
だって無料で動画だって拾えるし、僕だって過去DVDをリリースしてますからね。
僕にしかできないテーピング。それは「エンタメ」なのかもしれない。
エンタメとは、僕にとっては「体験」に他なりませんから。
「効果があるテーピング」の先にある「エンタメ性のあるテーピング」へ。
今までのテーピングと違うテーピングを知りたい、やりたい人は4月からのセミナーでお待ちしています(笑)
今日からリスタートします。少数だろうが何だろうが関係ない。
これは間違いなく僕にしかできないことだから。僕らしくやっていきます。
ではまた。
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
最新記事 by 山田 敬一 (全て見る)
- 銅メダルはおめでとうなのか、そうではないのか? - 2024年9月30日
- 脳を働かせるためには勉強だけじゃなくアウトプットしよう - 2024年9月2日
- ストレッチはいつやるのがいいのか? - 2024年6月12日