こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
今回の熊本の地震、本当に心が痛みます。
SNSのおかげで仲間の安否も分かり、SNSのおかげで寄付関連の荷物も送れることに。
ホントにSNSがあってよかったな~って思う今日この頃。
治療業界の場合、直球ど真ん中が逸脱への道。
つくづく妙な業界だと思います。
それは僕自身のことでもある、治療業界のことです。
業界の内部のことについてブログなどで触れると業界からの反応は極端に薄くなります。
もちろん僕の影響力の無さ、文章の拙さ、伝わらなさにも原因はありますけどね。
反応してくれるのは同業者なら、同じ方向を見て歩む同志。
そしてブログを読んで知らなかったことを知ることになった患者さんをはじめ一般の人たち。
でも同業者の反応はほとんどの場合はスルーです。
Facebookに投稿したとしたら、いいね!はあったとしても、シェアはまずありません。
だって患者さんに知られたくない内容が書いてあることが多いですからね。
▲伝えていないのは「怠けている」って僕は思っています。
「治せる」「ウチに来るといいよ」これだけが伝えること?
そうじゃないでしょ。もっとちゃんと伝えないとダメなんじゃないかな~。
伝えていないのは知られたくないから。だよね。
保険適用でのブラックに近いグレーゾーン。
整骨院の経営者ならみんな分かっていることです。
ホントは保険適用できないのに、保険適用にして治療していること。
ホントは実費扱いにするべきところを保険適用にしていること。
そんなことを患者さんに知られたら、印象は良くないですからね。
患者さんにとっても保険適用になれば安く済むから、いちいち目くじらを立てない場合もあります。
ハッキリ言ってしまえば、口裏を合わせればば分からないですから。
でもそれでいいの?ってこと。
保険適用での一部負担金以外の7割は国費であったり、健康保険組合などから捻出されているんです。
患者さんのために保険適用をする。そう言ってしまえば聞こえはいいですけどね。
僕はその保険適用に関してのことを「善悪」で考えてはいません。
正しいか間違いか、そんなことではなく、それをきちんと伝えているかどうか?
それが一番のキモになる部分だと思うんです。
今このあたりのことを伝えていない柔道整復師が、もしこれからもっと保険適用が厳しくなったとしたら、今ブラックに近いグレーゾーンで保険適用している患者さんにはどう伝えるのだろう。
保険適用がいいか悪いかではなく、伝えているか伝えていないか。
僕は伝え続けますよ。直球ど真ん中でね。
もしかしたら。。。柔道整復師にとって、直球ど真ん中は逸脱への道なのかもね。
何となくそう思えてきました。
直球ど真ん中の逸脱。
野球でも直球ど真ん中はけっこう打たれなかったりするしね。
まともに当たってしまえばかっ飛ばされますけどね。
でもね、ど真ん中に投げられないピッチャーはもともとコントロールが悪いわけ。
意味分かりますか?そういうことです。
仲間のブログからの刺激もあり、ちょっとアツくなっちゃいました。
僕は僕のやり方で伝え続けます。
ではまた。
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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