こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
グズついた天気ですね。もうすぐ沖縄は梅雨入りらしいしね。
でもそろそろ紫陽花も咲くし、僕はそんなにキライじゃないんです。雨って。
委ねていいことと、委ねてはならないこと。
ここ最近自分のペースで仕事をしている割には何だかバタバタして忙しいです。
病気前の僕は100%どころか120%、いや200%全力疾走しながら仕事をはじめとしてやりたいことをやっていました。
それで病気になったようなものなので本気で自重しています。
自重しているのに忙しいっていうのはきっとやり過ぎなんだよな。。。
僕の今のテーマは「余力を残すってこと」です。
100%全力投球はしないで、70~80%の力でやるというのがテーマ。
(あ。もちろんひとつひとつのことには全力投球しますよ~。治療も含めてね)
そうするとおのずと「やること」と「やらないこと」を決めないとなりません。
もっと言えばよく語られますが「やりたくないことを先に決めないと」先に進めません。
そこでタイトルのように委ねていいことと委ねてはならないことも同時に考えることも重要なわけです。
▲僕は「完全予約制にする」と決めました。まあ仕方なくっていう部分もあるのですが。
これは患者さんの意見に委ねたのではなく自分で勝手に決めました。
自分主導でいいじゃん。迎合しなくていいじゃん。
ハッキリ言って楽なんです。迎合しちゃった方がね。
逆説的な部分でもあるんですが、例えば「安売り競争」。
安売りはしたくないとは商売をしている人なら誰でも考えるでしょう。
でも「お客さんは安くしないと来てくれない」とも思っていたりもします。
安売りしていた方が楽なんですよね。何か楽かと言えば考えることは数字だけだから。
仕入れがいくら、売値がいくら、売上がいくら、利益がいくら。
大げさに言っちゃえば品物ごとにそれをやればいいだけ。
商品ではなく僕のような仕事でも同じことです。
僕らなら、無理矢理にでも保険治療をしていた方が楽。そんな感じ。
安売りではないけど「保険治療の方が患者さんは来やすいでしょ」という感覚。
でも保険治療は適用できる・できないにルールがあるんですけどね。
ルールを度外視してでも保険治療の方が患者さんにとっては安く上がるし、来てもらいやすいし。
もし実費治療だけにしたら高いし来てもらえなくなっちゃうじゃん。
だから保険治療はやめられないんだよ。そんな声が聞こえてきそうですけどね。
でも頭を使って考えたくないから安売り競争をする。保険治療に頼る。
何を考えたくないのかといえば、
・どうやったら自分の価値が伝わるのか?
・どうやったらお客さんが喜んでくれるのか?
・どうやったら定価でも販売できるのか?
・どうやったら?どうやったら? などなど。
そんなこと。経営者なら本来は当たり前と思えるようなこと。
これを考え続けない限り「どうやって安売りして、売上&利益を確保しようか?」から逃げられないだけ。
ハッキリ言って考えるのって大変だよね。真剣に考えればシンドイかもね。
知識も知恵も経験も情報発信も、何ひとつ欠けていいことはないから。全て必要ですから。
迎合せずに自分主導にするには?
自分が勉強して、自分で考えて、自分のやりたいことを実践に移す。
その「勇気と覚悟」が問われているだけのような気がします。
結果的に僕が実践に移せたのは、病気という止むに止まれぬ事情があったからです。
ガッツリときっかけが来てしまいました。そんなこと望んでなかったですけどね。
でもこれって誰にでも当てはまるような気がするんです。
病気になってから気づいて実践するのではなく、本当は誰でもすぐにできるってこと。
だってさ。。。人のせいにしたくないじゃん。。。
お客さんが、患者さんが、環境が。
本来そうではなくて「全て自分が主導して、自分で決めている」んだから。
僕は弱いし、小心者だし、ビビリだから、病気がきっかけになっただけなんです(苦笑)。
そんなのイヤじゃない?だから長文だけど書いてみました。
誰かの、何かの、きっかけになれば嬉しいな。
ではまた。
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
最新記事 by 山田 敬一 (全て見る)
- 銅メダルはおめでとうなのか、そうではないのか? - 2024年9月30日
- 脳を働かせるためには勉強だけじゃなくアウトプットしよう - 2024年9月2日
- ストレッチはいつやるのがいいのか? - 2024年6月12日