リスク対策の最大の肝は、「現場力」があるかどうか。アクシデントはつきものだから。

こんにちは。治療現場からサイモン山田です。
今朝はお尻の筋肉が筋肉痛です。自分でテーピングしてます。
ダム巡りはけっこう歩くところもあるんです。それは後日書きますね~。

リスク対策はどこまで行ってもキリがない。

どんなに注意しても、どんなに気を配っても、起きる時は起きてしまう。
それがアクシデントです。それがケガです。
これがスポーツの現場なら顕著ですよね。

どんなにウォーミングアップをして運動を始めたとしてもケガは突然やってくるものです。
本人もケガをしたいわけではないし、周りだってそんなことを望んでいるわけではありません。
それでも起こるのがケガなんですよね。

起こるのは仕方ないとして、その後にどうするか?で治りは変わります。
治りが変わるのはもちろんのこと、その院やお店の印象だって変わってきます。

ボクがアドバイスさせてもらっているミットネス銀座でも先日同じような話をしてきました。
ココは施設や環境設備はとても行き届いているし、トレーナー陣も勉強熱心だし加えてモチベーションも高いです。
実際に会員数もうなぎ登りに増えています。

でも優秀なトレーナー陣やスタッフがどれだけ注意を払っていたとしても、利用者さんがケガをしてしまうことはあると思います。起こりうることだということです。
毎月講習をしていますが、ホントに勉強熱心なんですよ、ココのスタッフたちは。
ついつい話が盛り上がってしまいいつも時間オーバー。
そして写真を撮るのも忘れる始末。。。

0072503▲スタンド型のサンドバッグが整然と置かれています。絵になると思いませんか?

0072501▲ここにボクの顔が入ると、一気に絵にならなくなるのは気のせいか・・・?

リスク対策は起きてしまった後の対処がとても重要です。

ミットネス銀座のスタッフにはハッキリ伝えています。
「もし利用者さんがケガをしたとしても、それはトレーナー陣のせいではないとボクは思ってる。でもその後の対処をどうするか?これが利用者さんに対しての最大限の配慮だとも思うし、リスク対策だとも思うよ」と。

ボクはもちろんミットネスの経営陣ではありません。
ですが自信を持ってトレーナーたちが活躍できるようにするのはボクの仕事のひとつだと勝手に思っています。
メディカルアドバイザーという立ち位置であったとしても、ね。

ケガをしてしまった。
その時に「後で病院に行って下さいね〜」で済ますのか?
応急処置を施した上で的確なアドバイスができるのか?
病院に行くならどの科にかかればいいのか?
日常生活は?復帰のプロセスは?
利用者さんにお伝えできることは山ほどあります。
ここで評価は大きく変わるはずだし、利用者の安心感だって変わるはずです。

ケガはアクシデントとして起きてしまうんです。
どんな一流のアスリートでも、どんなにウォーミングアップをやっていても起きてしまうもの。
ボクなんてウォーミングアップ中にアキレス腱を断裂しましたからね(苦笑)

起きた後こそがリスク対策だということなんですよね。
ケガなんて起きないに越したことはないです。
それはどの現場でもそう。スポーツの現場でもフィットネススタジオでもそう。
それでも起きてしまうのがケガですからね。
ではまた。

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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