あえて業界の常識と反対方向に舵を切ってみること。

こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
10月になりました。もうあれから一年経つのか~。
この月は何かとある月。ちょっと気を引き締めないとね。

本当の意味での「患者さんへの貢献」を考えてみる。

先日、一期生に修了証書を渡し、ホッとしました。
これでまたさらに方向性が固まりましたからね。

今までのボクは「どうやって業界を盛り上げようか?」こればっかり考えていました。
これはこれで悪いことではないとは思ってはいます。

ただそれは「患者さん不在の論理」とでも言えるような気がしてきたんです。
テーピングを伝えることも然りです。

・どうやって治療家に分かってもらえるか?
・どうやって治療家に取り組んでもらえるか?
・どうやって治療家が貼れるようになるか?
・どうやって治療家にセミナーに来てもらうか?

治療家の先に患者さんがいますから、思考をそうやって動かしてきたんですね。
ただボクの影響力の無さもあり治療家にはなかなか響きませんでした。
だからテーピングセミナーの一期生で治療家は二人だったんですね。

060701▲テーピングは難しい。らしいです。ボクの伝え方の問題でもあります。
でも安易に身につく技術なんてのは誰にでもマネできるってこと。
決して難しくはない。深堀りすれば奥が深いですけどね~。

何のために治療家に伝えようとしていたのか?

これはたぶん根底ではボクの「見栄」とか「カッコつけ」とかだったんです。
本当の意味で業界を「盛り上げよう」「伝えよう」ではなかったのかもしれません。

だから今回のテーピングの開発は治療家に伝えることを横に置きました。
患者さんのため「のみ」を考えた経緯があります。

治療家に伝えることは今でも大切だとは思っています。
ただそれがうまく機能していない以上、ターゲットというか伝える先を変える必要はあると考えました。

もちろん結果論の部分もあります。
だってそもそもセミナーに治療家がたくさん来ていたら、それはそれでしっかり講習して育成して、患者さんに喜んでもらえるとも思うから。

単純にボクの今の立ち位置として治療業界を盛り上げようとするのではなく、患者さんだけのことを考えることにしました。
どうすれば患者さんに喜んでもらえるのか?そうやって考え続けることしかできません。

治療家からもいろいろと質問がありました。
どこで売ってるの?
どんな効果があるの?
セミナーはやるの?
いろいろ聞かれましたし、それにはしっかり答えてきました。
治療業界関係に卸売りはしないし、今すぐにセミナーをやるわけではありません。

ただ質問など、聞いてきた治療家のほとんどから注文はありませんでした。
コレが現実なんですよね。

治療家は痛みや不調で困っているわけではなく困っているのは患者さんです。
以前はどうやって治療家に伝えて、どうやって使ってもらえるか?を考えていました。
業界を盛り上げたかったから(あ。ボクの見栄でした。スンマセン)

結果的に「誰に伝えるのか?」が違ったんですね。
だからダイレクトに患者さんに喜んでもらえるように考えただけ。
だって治療家は困っていないんですから。だから講習にも来ないわけですし。
テープを欲しい治療家の方は買ってみて下さいね。
ココで買えますよ~。サイトに飛びます。

いきなり治療家に卸すなんてことは200%しません。
今は治療家もボクにとってはユーザーのひとりです。
つまり患者さんと同じ立ち位置ってことです。

患者さんに喜んでもらうこと=治療家に伝えること
だと勘違いしていたのかもしれないな~。気づいてよかった。

治療業界の人は「なんだコイツ」って思うかもしれないけどね。
ボクはボク。ボクの考えで舵を切りました。さてこれからどこに進むのだろうか???
ではまた。

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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