こんにちは。治療現場からサイモン山田です。
今日は比較的暖かいですね~。けっこう快適です。
ボクのアキレス腱も元気だしね。
やらないことを決めればいいだけなのかも?
ボクが大病をしたのが昨年10月。
整骨院を2ヶ月お休みし、復帰したのが12月2日でした。
友達のドクターには「半年はのんびりしろ」と言われ。
周りの医療関係者からは「いくらなんでもまだ早すぎる」と言われ。
一応担当医に相談し勝手に自分の判断で復帰したわけです。
復帰する上でボクの中で決めていたことがあります。
それが「今までの70%しか動かないこと」です。
それこそ200%全力投球がモットーみたいなボクでした。
手を抜くのは好きじゃないし、好奇心から何でもやっていました。
でも結局つぶれてしまったわけです。
何でもできると思っていたし、それなりにできていた気でいました。
実情はそうでもなかったみたいです。結果がそうなってますからね(苦笑)
強制的に「リセットボタン→再起動」みたいな感じ?
今だからそんな気持ちでいますけど、限りなく「シャットダウン」に近かったです。
▲復帰時はたくさんの花が届いたっけな~。皆さんありがとう!
「「もう一年経つのか~」と「まだ一年しか経ってないのか~」
両方の想いが交錯したここ数日間でした。生きててヨカッタ。
無限の可能性を信じつつ、人生は有限だと知ること。
「70%しか動かない」というのは、何となく自分でそう思ったからです。
物理的な時間のことであったり、自分のチカラをフルに使わないということです。
これは相当にもどかしい。
もともとが全力投球スタイルですから。
150km以上の速球でグイグイ押すスタイルのピッチャーが、140km前後で四隅に投げ分けるみたいなことを考えるわけです。
ボクは「トミージョン手術」を受けた後のピッチャーみたい?
野球でいうところのそんなイメージでいました。
でもね。面白いものです。
70%の力しか出していないのに、今までと成果は変わらないんです。
変わらないどころか数字には見えないところで成果が上がっているんです。
これは不思議でしょうがない。。。
もっと数字を上げたい。
もっと成果を上げたい。
もっと!もっと!と思っていた時にはなかった感覚です。
やっぱり「やらないことを決める」って大切だったんです。
病気前、アタマでは分かっていたつもりでも行動はそうなっていなかったから。
「やらないことを決める」=「やることを決める」と思っていた。
そうではなく単純に「やらない、やりたくないことを決める」のが先。
じゃないと結局やることをどんどん積み上げていくだけ。
そして「無限の可能性を信じる」こと。
70%しか動いてなくても「自分なら何とかできる」そう信じていました。
これに全く根拠はありません。とにかくそう思い続けること。それだけです。
今の状況を打開できる。誰かがきっと助けてくれる。周りを信じてみようって。
ホントに自分勝手なヤツですけどね。。。
最後に「人生は有限だと知っておく」こと。
人は必ず死にます。致死率100%です。これだけは絶対です。
ガムシャラに行動するのもいい。ボクの経験上悪いことではありません。
ただココロもカラダも使い続ければ、必ず擦り減っていくものなんです。
ピッチャーの肘や肩が「消耗品」だと言われるように・・・。
この3つをうまくコントロールできるかどうか。
70%で100%の成果を出せるのは分かった。
まだそれだけです。この先は継続です。
そして75、80%のチカラを出せるようにコントロールしなくちゃね。
ようやく人並みにもどってきつつあるのかな?
と思える復帰後一年のボクなのでした。
いつもありがとうございます。
ではまた。
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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