トレーナーになりたいのは、スポーツに携わりたいから?だったら医者でもいいんじゃない?

こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。

トレーナーなんて目指すな!

柔道整復師、鍼灸師、マッサージ師、理学療法士。
国家資格持ちでトレーナーになれるのは、このあたりの資格の人でしょう。
もちろん医師は言うまでもないですけどね。

日体教のアスレチックトレーナーを持っていてもメシは食えません。
これは言い切れます。言い切れるし、ボクよりレベルの低いATは山ほどいます。

ハッキリ言っておきます。
現状でトレーナー業だけではメシは食っていける人はほとんどいません。

もしボクがトレーナーになりたいって言われたら?
この仕事でメシを食っていきたいと言われたら?
①理学療法士の資格を取る

②鍼灸師の資格を取る
③アスレチックトレーナーの資格を取る
④英語をはじめ多言語を話せるようにする。
これらを勧めます。複数取り入れられればなおさらいいでしょう。

特に④は必須要件だと認識しています。
ボク自身も英語がペラペラだったら紹介できるのに・・・と言われたことがあったっけ。
日本でトレーナーとして活躍するのは本当に難しいんです。
システムが確立されていないこともありますけど、文化の違いなのかな~。

071501▲正直、ボクと同じ柔道整復師ではトレーナーになるのは難しいです。
鍼灸師の方が間違いなく「引き」があります。今はそういう状況ですから。
治療ができるかどうかでもない。やっぱり需要と供給のバランスもあるしね。

でもね・・・。ホンネを言えば・・・。

医者になっちゃえばいいじゃん!

って本気で思ったりもします。
その上で東洋医学をはじめ、トレーナーのスキルを身につければいい。
本気で考えているなら、そのくらいでもいいんじゃないかな?
医者以上の医学的見地のある人は基本的にいないんですから。
もちろんスポーツでの専門的な知識は必要ですけどね。

そしてトレーナーとして活躍している方の下で勉強すること。
今ではアメリカメジャーリーグやサッカーのヨーロッパリーグで活躍している日本人トレーナーも増えてきていますしね。

あとはスポーツ経験や現場経験を積み重ねること。
これは何のジャンルでも言えることですけど、現場の経験って大切ですから。

プロのトレーナーって、金銭の大小以上に多くの責任があるものです。
結果が残らなければいきなり仕事がなくなる可能性もあります。
結果が残っていても切られることだってあるわけです。
もしトレーナーの仕事が的確、それ以上の仕事をしていたとしてもです。

そのあたりを認識しそれでもトレーナーになりたいのなら、覚悟を決めてもっと現場経験を積み重ねるしかないんじゃないかな。

トレーナーなんて目指すな!
なんて書きましたが、真意は「安易にトレーナーなんて目指すな!」です。

現場で活躍している方々の話を聞いたりすると、その裏側での努力は想像に難くありません。
スポーツをやっていたから、スポーツに携わる仕事がしたい。
そんなに甘い世界ではないよ、ってこと。

ついでにいうなら、ボクのやっていることもそんなにカンタンじゃない。
甘くもない。カンタンそうにやっているけどね。

それは経験を大小さまざまな積んだ上でムダを削ぎ落としたから。
だてに20年以上この仕事をやってないってこと。

ついつい書き過ぎました。
ちょっと本音を書きたかったもので。
いつもありがとうございます!ではまた。

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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