こんにちは。
マーケティングについて真剣に考え中、サイモンこと山田敬一です。
集客・・・。
商売をやっていれば「集客」については、避けては通れない部分です。
僕の仕事である治療も含めて、人が来なければ商売は基本的に成り立ちませんから。
僕は開業当初、ホームページやチラシで集客をすることを考えて実践していましたが、全く反応がありませんでした。
開業時は、正直マーケティングの知識がほとんどなかったので、ある意味当たり前なのかもしれません。恥ずかしいことですけど。
結果的に僕を救ってくれたのは、「既存患者さんからの紹介」でした。
以前勤めていた整骨院から、そのまま移動して下さった患者さん、少ないながらも来院してくれていた患者さん。
その一人ひとりに、初診時に手書きで封書を送り続けました。最初はヒマだったのもありますけどね。
元々、技術にはそこそこ自信はありましたから、それが後押ししてくれたことも事実です。 だから技術は技術で大切です。
しかしその手書きの封書がきっかけになり、数多くの紹介が発生し、師匠・藤村正宏先生の書籍でも「紹介スパイラル」と取り上げていただくまでになりましたから。
今は集客については、ほとんど悩むことはありません。
たくさんの患者さんが来院してくれているのもありますが、それ以上に、
「どんなに販促をしても、来院するかしないかを決めるのは、患者さん本人」だと割り切っているからです。
僕は「誰でもいいから、ウチに来て欲しい」とは、これっぽっちも思っていません。
数ある治療院の中で、本気で僕を選んでくれた人に対して、しっかり治療をしていきたい。
だから断ることもあるし、怒ったり、叱ったりすることもあります。
今一番大切にしているのは、紹介で来院された患者さんです。
これは偽らざる事実です。紹介してもらえるというのは、そのくらい大切なんです。
「既存顧客を死ぬほど大切にする。」
これに全力で取り組んでいれば、僕たちの業界ならば、間違いなく集客をしなくてもうまくいくはずです。
そして、他の業種でも新規顧客獲得よりも大切なのは、間違いなく既存顧客に対する「コト」。
コトとは、関係性作り、アフターフォロー、サービス、新規顧客とは違うアプローチ、たくさんあります。
中でも一番と言っていいくらい大切なのは「紹介してもらえる仕組み作り」でしょう。
紹介はある意味、一円もかけずに新規顧客を獲得しているという、素晴らしくステキな状況です。
(もちろん、既存顧客に対してのコストはかかっていますけどね)
では「紹介してもらえる仕組み」とは、どんなことを指すのでしょうか?
僕にとって最重要だと思っているのは、
「名刺&紹介カード」です。
(これは、今の名刺の3つ前のもの。この名刺になってから紹介率が増えました)
もし患者さんを紹介したいとしても、紹介する際に何も相手に渡せなかったら、紹介したとしても来院しにくいと思いませんか?
他の業種でも、手元に何もない状態だったら、どうやって確認しますか?
だから僕は、名刺と紹介カードを「一緒に」しました。
以前は名刺と紹介カードは別々だったんです。その時は今ほどの紹介率ではなかったように思います。
だからこの状態にしてから紹介が一気に増えだしたのは、偶然ではなく必然です。ある意味では「狙い通り」だったんです。
そうしてもらえるようにしたのが、この「名刺&紹介カード」ですからね。
僕の業種はもちろんうまくいくはずです。だから応用すれば、他の業種だってうまくいくはず。
その他、ソーシャルを含む「デジタル媒体」、手書きの販促物などを含む「アナログ媒体」、いろいろなことをブレンドしていくことで、紹介やクチコミは発生していくものなんです。
これからこのブログで「紹介が紹介を生む仕組み作り」について、続けて書いていきたいと思います。
特に新規顧客獲得より、既存顧客重視を実践していきたい方には、面白いと思います。
新規集客に対して考えている方は?サラッと読んでいただければ大丈夫です。
読んだ後は、既存顧客に対しての考え方が変わるかもしれないですけどね~~~。
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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