何となくで始めてもいい。
理由は後からついてくることが多いから。
誰かに後押しされることだってあるし。
最初の動機なんて不純でいい。
結果的にうまくいったこと。
結果的にうまくいかなかったこと。
ボクにはたくさんあります。
「結果的に」とは、「やる前はうまくいく」と思っていたことです。
うまくいかない前提で始めることなんて基本的にはないですからね。
治療の勉強でも、経営の勉強でも同じこと。
「うまくいく」という前提があるからこそ取り組めるわけです。
結果的にうまくいっただけです。
うまくいく前提で始めてもダメな時はありますけどね。
そしてここに動機や理由が存在してきます。
「なぜそれをやろうと思ったのか?」そんな動機や理由です。
はじめる時の動機や理由なんて高尚なものじゃなくていいと思っています。
「モテたいから」
「ある人に憧れたから」
「いいクルマに乗りたいから」
「儲かりそうだから」
「アイツを追い越したいから」
人から見たらどーでもいい動機や理由です。
ボクが若かりし頃、治療家になりたての頃思っていたのはこんなことでした。
今から考えるとハンパなく恥ずかしいですけどね。
結果的にひとつも達成はできていないかもしれません。
人から見たらどう思うのか分からないですけどね。
結果的にこうなっていただけです。
モテたいとか、儲かるとか、追い越したいとか。
今は若い頃よりはずいぶん薄くなってきていますよ。
うまくいくかどうか?
これだけで判断すると本質を見誤ることになると思うんです。
▲資格取得も結果から考えたら後付けみたいなものです。憧れた人が資格を持っていたから同じ資格を取っただけですからね。
やってみないと分からないでしょ。
最初の動機なんて不純なくらいでちょうどでいい。
そんな高尚な理由で始める人なんてそうそういないよね。
不純なボクはそう思いたい・・・。
何でもそうだけどやってみないと分かりません。
だからたった一歩でもいいからやってみればいいんです。
不純な動機で治療家になったのかもしれない。
でも今は、違う理由で治療家を続けている。
自分でも何だか不思議な感じがしますけどね。
だから何でもいいんじゃない?
やり始める理由なんてさ。
公言しなければいいだけです。
不純な動機なら隠しておけばいいじゃない。
男なんてなんな不純な動機で始めることって多くないですか?
格闘技なんて本当にそうだと思うし。
モテたいとか、ケンカに強くなりたいとか、そんな動機の人ばっかりしか知りません。
でも勝ち続けることで使命感が出てきたりします。
自分のためだけではない「何かのため」に強くなりたい、勝ちたい、だんだん動機が変化していくんですよね。
それでいいんだと思うんです。
一歩踏み出したことで、それを継続したことで景色が変わる。
それに合わせて動機も変化していく。
もちろん不純な動機のままでもいいですよね。
ボクだってモテたいし、儲かりたいしね。
だってその方がいいじゃない?
誰かに後押しされることや、依頼されることもそうです。
自分では考えられないようなことが、誰かのひと言で動き出したりします。
自分自身はできる、やりたい、と思ってなくても。
他の誰かは「できる」と思ってくれていることだってあります。
だから自分で情報を出し続けることって大切なんじゃないかな。
次はどんなお声がかかるのだろうか?なんてことを妄想するのも楽しいものですよ。
何かを始める時、使命やミッションなんて考えなくていい。
やり続けるうちに見えてくるものですから。
やいやい考えすぎて立ち止まっているより、やり続けながら使命を感じられるような「理由」にたどりつけばいいんじゃないかな。
ボクはそう考えています。
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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