言葉が信じてもらえないのには理由がある。

こんにちは。テーピングマスター、サイモンこと山田敬一です。
朝一番の患者さんをお迎えした後に、今日までにやっておくことを忘れたことを思い出し、にっちもさっちもいかなくなりました。
患者さんが満員でよかった。思い出して自己嫌悪にならなくて済むわ。。。

医者の言葉には勝てない?

毎日治療活動をしていると、いろいろな患者さんに会います。
人それぞれカラダについての悩みがありますし、それがココロとリンクしている場合も多く見受けられます。

一番気の毒なのはドクターショッピングをしてしまう患者さんです。
ボクが一発で結果を残せればそんなことにならないのですが、患者さんにとってなかなかうまく結果が残らないこともあるんですね。

ボクのイメージと患者さんの希望が合致していない感じです。

そんなことがあると「とりあえず病院で検査をしてきました」そんなケースにしょっちゅう出くわします。

病院に行って検査すること自体は全く否定しません。
むしろそれで安心できるならそれでいいと思いますし。

ここでボクが「・・・」と思うのが、
明らかに医者の言うことを信じている場合です。

「病院では◯◯と言われたんです。」

「そうなんですか。」
ボクにはそれしか言えません。

明らかにボクの誤診なら申し訳ない気持ちです。
ハッキリ言うとそんなケースは稀です。

医者は何らかの診断名をつけないといけない立場ですからね。
だから見解の相違があって当たり前なんですよ。
でもそれは患者さんには分からないことですからね。

▲医者に比べたらボクらの言葉は軽く考えられがちです。
それは立場が違うから仕方ない。
だって医者と柔道整復師じゃ明らかに違うんだから。
こんなインカメしてる医者もいないだろうしね(苦笑)

信頼はカンタンに得られるし、またあまりにもカンタンに崩壊する。

丁寧に治療して、丁寧に説明して、丁寧に伝えて。
現場レベルでも、それ以外の場面でも継続してやっていけば信頼は得られます。
それはそんなに難しいことではありません。

その中のどこかひとつを欠かしてしまうと、あまりにもカンタンに信頼を失います。
これが医者との見解の相違が原因になると話が厄介です。

こちらに落ち度があるわけでもなく、誤診でもなく、単純な伝え方の違いや見解の相違だったりします。

そもそも患者さんは医者の言うことは正しいとほとんどの人は思っています。
それを覆すというか、違う説明をすれば「え?医者が間違ってたの?!」と受け取られかねません。

間違ってはいないんです。
「診断名」を伝えているのか「状態」を伝えているのかの違いなんです。

ここで考えたいのが「患者さんは何らかで困っている」ということ。
だからドクターショッピングをしてしまう場合もあるし、Webサイトの情報を鵜呑みにしてしまう場合すらあります。

ボクは基本的にカラダ中心に診ますが、患者さんの言葉づかいやココロも動きも観察します。
ケースによっては「治療しなくても良くなるかも」と思うことすらあります。

ボクを信じてもらえないのは、ボク自身に理由があります。
治療がうまくいっていないのか、説明が伝わっていないのか、相性が悪いのか、態度が悪かったのか。

もうひとつ理由があります。
信じてもらえないことの大きな理由は「患者さんにも」あるんです。
(これは患者さんが悪い、と言っているのではありません。念のため)

先日も書きましたが「他人に軸がある」ということ。
信頼も「自分が信頼を得られた」のではなく「患者さんが信頼してくれた」だけです。

自分では何をやっても信頼を得られない場合もあります。
反対に何をやっても信頼を得られる場合もあるものです。

だとしたら?
信じてもらえない理由は「患者さんにも」あります。

自分はやることをしっかりやるだけ。
あとは相手が決めることですからどうしようもないんです。

患者さんやお客さんを対象に考えるから「???」と思うだけ。
対象が「家族」しかも「子供」だったら?
ちょっと分かりやすくなるかもしれませんね。

タイトルの言葉を引用するなら、
言葉を信じてもらえない理由は「相手にある」です。

やることをしっかりやろう。
継続して、コツコツやろう。
ではまた。

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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