大切な人を残して突然死しないために。

いきなりタイトルに「突然死」って書くなんてね。
そう思う人もいるかもしれませんが大切なので今日は書きます。
テーピングマスター、サイモンこと山田敬一です。

血圧計、持ってますか?

ボクは2年前に大動脈解離を患って以来、降圧剤(血圧を下げる薬ね)を飲み続けています。
正直、それまでは血圧を気にかけてはいませんでした。
もともと血圧は低い方でしたからね。

周囲の人にはけっこう言われるんです。
「降圧剤、飲まなくても血圧は下がるから飲まない方がいいよ」
「降圧剤はあんまり身体に良くないからね~」
そんなことを言われたりします。

でもウチに来ている患者さんでもある看護師さんには
「山田先生は降圧剤はゼッタイに飲まなきゃダメ」
「血圧上がったら死んじゃうかもしれないんだよ」
そうやって脅されるかのごとく言われています(苦笑)

血圧管理はドクターにも口酸っぱく言われています。
だって大動脈解離の一因は血圧上昇ですからね。

降圧剤が身体にいいかor悪いかは問題ではなく。
ボクの場合は飲まないと危ないから飲んでおけってこと。
そりゃ飲むよね。死にたくないもの。

▲こうやってほぼ毎日血圧を測っています。
降圧剤のおかげもあって安定していますのでご安心を。

もともと血圧が低いのに何故?

正直言って血圧上昇を指摘された時「え?オレが?」って感じでした。
だって血圧が高いなんてことは今までになかったんですから。

それでも病気を患ってしまったんです。
これが事実です。

この寒い季節「ヒートショック」が一番危険です。
お風呂に入る時の急激な温度差が危ないってヤツです。
だからボクは冬の「雪見露天風呂」なんてご法度です(泣)

それ以外にも血圧が急激に上がる瞬間はあります。
例えば「ウ〇コ」をする時です。
「ウーーーーーンンン!」っていきむでしょ。
これが危ない。下痢気味のボクは助かりました・・・。

最近気になっているのが「筋トレ」です。
間違ったやり方をしてしまう、または自己流でやってしまうと危ない。

瞬間的に力を入れていきんでしまうとどうなるか?
当然、一気に血圧は上昇します。危険極まりない・・・。
高血圧の人はもっと危ないですよ。マジで危ない!

だから専門家の指導の下、筋トレをした方がいいですよ。
そのあたりを理解した上で、指導してくれるはずですから。

プラスして、それでもトレーニングをしたい方は「自分で血圧の管理」をしましょう。
普段から自分の状態を知っておけば危険も少なくなりますからね。

急激な血圧上昇で突然死なんてしたくないでしょ。
ボクなんて特に原因になることなんてしていないのに、血圧上昇が患った理由になっているんですから。

今は筋トレブームと言ってもいいような時代です。
低炭水化物、高たんぱくの食事。そして筋トレをしましょう。
そんなことが声高に言われています。

それ自体には間違いはないし、ボクもいいことだと思います。
そこにプラスして「血圧管理」をしようよ。ってこと。

だってボクは運良く助かりましたが、運が悪ければ・・・。
そんな思いをしてほしくないから。

昼間に血圧を測りながら思ったのはそんなことでした。
ってかなり大事なことなので書きました。
ではまた。

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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