効果的なストレッチのやり方とは?

ストレッチってやった方がいいの?
その前に何のためにストレッチをやるの?
やみくもにストレッチをするのは危ないよ。

ストレッチの効果って?

よく聞く言葉ですよね。
「ストレッチをした方がいい」って。
現場でボクもついつい使ってしまう言葉です。

そもそもストレッチって何のためにやるのかな?
スポーツ前にケガの予防のために?
ウォーミングアップのために?
クールダウンのために?
腰痛や肩こり予防のために?
腰痛や肩こりが辛いから?

身体が硬くなったから?
身体を柔らかくしたいから?
足がつりやすいから?
などなど、挙げたらキリがないかもしれませんね。
これら何でも当てはまりそうなのがストレッチです。

ストレッチを繰り返してやっていけば身体は確かに柔らかくなるでしょう。
これはこれで間違いない。

でも何のために柔らかくしたいのかな?
専門家としてはボクはここが大事だと考えています。

目的がハッキリしていることは重要です。
そしてその目的に合わせたストレッチをしてほしいんです。

▲ボクも治療の合間にストレッチをします。朝起きた直後にやるのは動かしにくいのと負担がかかりやすいので。

ストレッチで気をつけたいこと。

もちろん施術でもストレッチを取り入れることはあります。
ただボクの中ではストレッチをやるにあたっての条件があります。

それは身体を温めたり、ある程度イジって「筋肉や関節を動かしやすくした後」にストレッチをする。

身体の基礎の基礎ですが、筋肉は伸びる方向には働きません。
要するに自分で動かせるのは縮む方向のみです。
つまり筋肉を伸ばすという動作は自動的にできないんです。

伸ばしたい筋肉の反対側の筋肉が縮ませることで伸びているにすぎません。
それを自分で、もしくは誰かに伸ばすのがストレッチです。

だからストレッチをする時に伸ばしたい部分の筋肉がある程度動かしやすくなっていないとかえって負担をかけてしまうこともあります(ココがめっちゃ重要!)

ストレッチは効果を発揮します。
これは間違いありません。

ただやみくもにストレッチをするのは反対です。
変にやりすぎると筋繊維が傷つき、かえって負担をかけてしまいケガのもとになってしまいます。

例えば冬の時期ならスポーツ前にいきなりストレッチをするよりも、軽いジョギングなど身体を動かしつつ温めてからの方が効果的です。
5〜10分ほど、ごくゆっくりのペースでジョグをして、その後にストレッチ。
その後にいつものウォーミングアップをしていく。

ジョグをした後にストレッチをする。
暖かい部屋の中でストレッチをする。

お風呂から出た後にストレッチをする。
整体やマッサージなど、施術後にストレッチをする。
スポーツ後にストレッチをする。

などなど「身体が温まっている状態でストレッチをすること」が、効果を発揮する方法なんです。

自分でストレッチをするならこのあたりに気を配ってほしい。
専門家に施術等でやってもらうなら大丈夫でしょう。
きちんとそのあたりを踏まえてストレッチをしていると思いますので。

効果的なストレッチの方法は「身体が温まっている状態でストレッチをすること」です。

ちなみにボクは身体がめちゃくちゃ硬いです。
人に言ってるんだから自分でもストレッチしなくちゃな。

やまだ整骨院 院長 山田敬一

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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