治療家なら施術ができて当たり前。
ラーメン屋ならラーメンが作れて当たり前。
美容師なら髪が切れて当たり前。
その「当たり前」って誰がそう決めたのだろうか。
もっと違う価値をつけることは可能なんじゃないか?
当たり前を価値に変えてみる。
治療家が施術で結果を残すのは当たり前です。
勉強し続けることも、臨床現場で経験を積むことも当たり前です。
ボクの中では当たり前のこと。
でもこのボクが考えている「当たり前」が当たり前ではなくなってきています。
理由は分かりません。
それは肌感覚でそう感じているだけです。
だからといってボクの常識を誰かに押し付けようとも思いません。
ボクはボクで勝手にやり続けていくだけですので。
反面、ふと思いました。
ボクの思っている当たり前って伝わってないなって。
施術に関して、テーピングに関してあれもこれも当たり前のようにできます。
講習だって、セミナーだって当たり前にやっています。
だってプロですから。
プロだから当たり前、それを隠れ蓑にして伝える作業を怠ってきたんじゃないのか?
急にそんなことが頭に浮かびました。
▲ボクはもっとテーピングを伝えたいと考えています。もっと自分の当たり前を知ってほしいと考えています。きっとボクだけではなく多くの人がそう思っているんじゃないかな。
何を、誰に、どうやって伝えますか?
これエクスマでさんざん考えたはずなのにね。
結局、元通りに戻ってきてしまいました。
当たり前だと思っている価値。
伝わらないのは存在しないのと同じことです。
これもエクスマでさんざん考えたはずなのに。
これまたふり出しに戻ってきてしまいました。
自分では当たり前だと思っていることが相手にとっては当たり前ではないとしたら。
これは十分伝えるに値する価値になります。
伝える手段はいろいろあります。
今の時代ならSNSだとは思いますけど、伝え方次第ではただの売り込みにしかなりません。
普段から情報を発信し続けていない限り、いきなり「価値ある情報」を流しても「売り込まれた」と曲解されたって何も言い訳はできません。
どう受け入れられるか?なんて考える前にやってみよう。
うまく行くかどうか?そんなこと考える前に発信しよう。
その当たり前が誰かにとって「役立つ情報」になる可能性はあります。
プロを自認していれば間違いないはずです。
当たり前を一度精査してみよう。
当たり前を価値に変えてみよう。
そしてその価値を伝えよう。
きっと喜んでもらえるはずですから。
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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