頑張る経験は成長を促す。
結果がうまくいかないことはあるが成長はする。
頑張った経験=成長。
本当に頑張らなくていいのか?
好きだからやっていけるんだよ。
楽しいから続けてできるてるんじゃないかな。
努力とか、頑張っているのとは違うよ。
自分の「好き」に邁進している人を見ると、なんだか肩肘張って頑張っている自分が恥ずかしいことのように映る瞬間がある。
そんな経験はないだろうか?
ボクにはしょっちゅうある。正確にはしょっちゅう「あった」。
しかしその言葉の主をよく観察してみると、傍から見れば「異常」とまで表現できるくらいに頑張っていることが透けて見える。それこそ寝る間も惜しむほどに「頑張って」いる。それを殊更見せないだけで。
頑張る。
この単語だけで括るのはいささか言葉が不自由になる。
ボクの周りにいるあの人も、この人も、すべからく頑張っている。
それはある種「美学」とも形容できるほどに貫いている。
ただ頑張っているように見せないだけで。
頑張ることは悪いことでも、恥ずかしいことでもない。
むしろ頑張っている人に対しての揶揄こそが恥ずかしいことだ。
好き。楽しい。それは言うまでもなく大切。
それは「頑張らなくていい」わけではない。
頑張るという意識を持たなくても、好きなら、楽しいならできるはずだ。
ボクはそう捉えているし、頑張ることなんて当たり前だと。
▲「初心忘れるべからず」とは世阿弥の言葉。原点に立ち返るのではなく、大和はフロリダはボクにとって「壁」を思い出させてくれる聖地。約一年ぶりに現物を見たことで心が奮い立つ。
頑張る経験はウソをつかない。
スポーツは分かりやすい。
はじめは基礎の基礎からはじめることが多い。
なぜならそれが「土台」になるからだ。
土台つくりをおろそかにすれば結果的に脆くなる。
体力もスキルもハートも含めて脆くなるもの。
そこで「頑張ること」が大切になる。
はじめは面白くも何ともないかもしれない。
楽しいと感じることだって少ないだろう。
その土台作りを頑張ること。
これが「結果」になって表れる。
もちろんスポーツには勝敗があり、ままならないこともある。
しかし「頑張った」経験・体験は必ず今後に活きるものになる。
これが頑張った上での「成功体験」であり「成長体験」に変化していく。
ボクがここ最近毎日書いているブログ。
フロリダ族でかっちゃんに教えてもらった初期のころを思い出す。
約2ヶ月間、一日2記事投稿していた。
書くことを必死になって探し、頑張って書いていた記憶が鮮明に残っている。
五感をフルに作動させ、アンテナを張り巡らせる。
一日2記事ブログを書く、それだけに集中していた。
ブログから仕事につながった。
ブログから患者さんが来院した。
頑張ったから。頑張ったから結果が出た。
たったそれだけのこと。
頑張ってはいたが、やらされていた努力とは違う。
やりたくてやっていたことだから。
その頃は成長していたのだろう。
恥ずかしながらその結果に、成長にあぐらをかいた。
五感をフル稼働させる、アンテナを張る、ブログをサボりだした。
あぐらをかき、目の前の「壁」に気づかなかった
それは成長を手放してしまったと、今の自分ではそう捉えられる。
要するに「面倒になった」だけ。
成果が出たんだからもういいだろう、と。
より良い結果が欲しいなら頑張ることを厭わないこと。
頑張ることを「努力」と感じられないほどに集中すること。
壁に気づくこと。乗り越えてもいいし、避けてもいいし、ぶち壊してもいいから、壁の向こう側を覗きにいくこと。
結果を出している人はすべからく頑張っている。
運が良いのも、ツイてるのも、ラッキーなのも、頑張っているから。
頑張る、という言葉は使いやすい。
だからこそ拒否反応を起こすこともある。
頑張ることに疑問を感じるなら考え方を変えよう。
きっと「頑張る=イヤなこと、大変なこと」だとインプットされているはずだから。
頑張ること自体は泥臭いことでも恥ずかしいことでもない。
結果を求めたはずなのに、頑張らない方が恥ずかしいことなのだから。
もっと泥臭く頑張ろうぜ!
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
最新記事 by 山田 敬一 (全て見る)
- 銅メダルはおめでとうなのか、そうではないのか? - 2024年9月30日
- 脳を働かせるためには勉強だけじゃなくアウトプットしよう - 2024年9月2日
- ストレッチはいつやるのがいいのか? - 2024年6月12日