若者には勝てないことがようやく分かった(苦笑)
エネルギーレベルが違う。
経験や技術を隠れ蓑にしたくないな・・・。
ただ応援したいから行く。
昨日、友達ミッツ(吉川光洋さん)の美容室ロディーナに行ってきた。
横浜の大口駅の商店街にある美容室。
片道一時間以上はかかるし、ボクにはけっこう遠い場所。
▲18時くらいの大口商店街は人も少なかった。この日は寒かったからなおさら人手が少ないのかな。微妙な電飾がなかなか「横浜っぽい」感じを醸し出していたようないないような。
行った目的は髪の毛を切ってもらうことはもちろん。
今回はもうすぐスタイリストデビューをするカワウチカノンさんのカットモデルを務めるため。
務めるため?なんていうのはただの口実にすぎない。
以前ロディーナでシャンプー&ヘッドスパをしてくれた彼女の応援のために行ってきたのだ。(めっちゃ気持ちいいのでぜひ受けてみてほしいな)
だって友達の美容室で働く子がカットモデルを募集している。単純に応援したいじゃない。
しかも一度でも自分の髪を触ってくれているんだから応援しない理由はないからね。
彼女の技術や想い、性格やキャラクター、そんなの全く知りません。
ただただ応援したいな~ってボクの勝手な思いだけです。
暑苦しくてウザいオジサンの考えなんてそんなもの。
それでカノンちゃんがどう思っているかなんて分からない。
でもモデルを務めたので彼女の「プラス1」にはなった。
迷惑にはなっていないことを祈るばかり。
▲セットしてもらいながらニヤニヤするあたりがオジサンそのもの。あとからこの写真を見て自分で笑っちゃったわ~。こんなんだから嫌われる(苦笑)
若いってスバラシイ!
結果的に言えばボクはとても満足したよ。
最後にミッツがアドバイスしてくれていたし。
ウチの妻にも「カッコいいじゃない」と言ってもらえたし(ボクにはココがけっこう重要)。
切ってもらいながら思ったこと。
それは自分の仕事のこと。
「いつからボクはこんなに図太くなったんだろう?」
「いつからボクはこんな若々しさがなくなったんだろう」
「いつから『技術や経験』を隠れ蓑にし始めたんだろう」
ってこと。
彼女はまだ経験も少ないし、自信だって少ないだろう。
技術だって乏しいかもしれない。
でも「頑張ろう!」という想いが、「上手になりたい」「一人前になりたいな」という想いが伝わる。
これが若さの特権なんだろうな。
まあこれはボクが勝手に思っていることで。
本人はどう思っているかなんて知る由もないけども。
だからこそ単純にボクは応援したくなる。
もし彼女が失敗したって髪の毛なんてまた生えてくるじゃん。
ケガするわけじゃないし、生死に関わりもしないし。
たぶんボクも同じだったはずなんだ。
若い頃、まだほとんど何もできないような頃。
たくさんの患者さんを触らせてもらった。
きっと迷惑にもなったことだってあるはずなんだ。
それでも黙って触らせてくれた患者さんたち。
黙って育ててくれた師匠や諸先輩方。そんな方々のおかげでここまで育ったんだった。
本当にありがとうございます。
それなのに今はどうだ?
プライドや経験、技術やなんかを語ってばっかりだ。
もっと純粋な気持ちでこの職に就いたはずだったのに。
経験も技術もプライドも大切。
それはそれで間違ってない。実際に必要なことだしね。
でも若い子をもっと見てみよう。
そんなのなくたってみんな活躍してるじゃん。
ボクたちが育った環境とは違うかもしれない。
だからこそ若い人たちから吸収できることはきっと多くあるはず。
世のオジサンたち。今どきの若い子は、けっこうイヤかなり頑張ってるよ。
ボクはちょっと恥ずかしくなった。
そして刺激にもなった。もっともっと頑張ろうって。
カットモデルに、応援に行っただけなのに。
ボクが刺激をいただきました。
あ。本当にカットも満足でしたよ。
シャンプー&ヘッドスパも上手ですしね。
カノンちゃん、頑張ってね。オジサンは応援しております。
まだカットモデルは募集しているみたい。
気になる人はぜひ行ってあげて下さい。
おせっかいなオジサンはしょうがないね・・・。
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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