いくらお願いしてもそれだけでは叶いはしない。
叶うのは自分が執着を手放し、動き始めた時。
取捨選択することも必要。
捨てる選択肢があるかないか?
ボクはそもそも捨てることが大の苦手です。
物欲があるというよりは、物を捨てられないんです。
それは以前から「ある」という感覚や感情になったことがあまりないからなんですよね。
お金にしろ、選択肢にしろ「ある」という記憶がないんです。
あるという感覚がない、つまり「ない」から、どんどん増やすことしかしてきていませんでした。
だから捨てられないし、捨てるのが怖くてしょうがないんです。
でもよくよく考えてみたら「ある」ことの方が多いんですよね。
あるとそれが当たり前になっているだけで、あることに気づいていないだけなんです。
そう、ボクにはあったんです。
数え切れないほどのギフトがあったんです。
それに気づくまでにこんなにもかかるとは思いませんでした。
もともと持っていようが、後から足されたものだろうが、あるのが当たり前になっているものほど気づかないし、捨てることができないんです。
なくていいものならもちろんカンタンに捨てられます。
あって当たり前になっているものほど「なくなる」ことに不安を感じるもの。
なくなるなんて想像していないわけです。
つまり捨てることも、手放すことも考えでいないわけですし。
でもそれがなくなっても自分がなくなるわけではないんです。
ボクはこの部分をすっかり勘違いしていました。
▲いくら神様にお願いしたって叶いはしない。何が本当の望みなのか?しっかり取捨選択しないとオーダーは届かないからね。
手放せば、そこに新しいものが入ってくる。
今までは必死に足して足して足しまくっていました。
捨てる選択肢なんてものはなく、手放すのも怖かったんですね。
足した上でそれをどうやって活かそうか?ばかりを考えていました。
それはそれで間違いではないとも思いますけどね。
取ることばっかりを考えていました。
捨てるなんてことは選択肢にはなかったし、足し算ばかりで引き算なんて考えられなかったんです。
断捨離ってありますけど。
あんなことやったってさ、意味ないじゃん。
ボクは勝手にそう思っていたし、そう解釈していました。
でも間違ってたな。
要るもの、要らないものをよく考えず、ただ手放すのが「モッタイナイ」から取っておいてるだけ。
断捨離はモノの問題ではなく、結局は心の問題なんですよね。
知っていたのは言葉だけで全く中身を理解していなかったな。
手放すことをためらったとしても、手放せばそこには必ず新しい何かが入ります。
エネルギーのバランスはそういうもの。
そしてボクの過去の体験からしてもそういうもの。
それを体感するために手放してみました。
正確にいうと手放すというより「委ねて」みました。
自分で何とかするのではなく、成り行きに任せるといった感じです。
吉と出るか?凶と出るか?
ちょっとワクワクしている自分がいるのが面白いです。
手放す、捨てる、委ねることを決めると、こんなにも気持ちが楽になるとは。
ちなみに。
ボクは神様にお願いごとはしません。
「いつもありがとうございます。今月もよろしくお願いします」とだけお伝えします。
毎月、必ず新月後にお参りするのと、時間のある時にはご挨拶に行きますので。
次のお参りでは手放す報告をしに行こうかな、と。
だっていつも見守ってくれているから、お礼参りではないけどちゃんと報告しなくちゃね。
神様を信じること=自分を信じること。
ボクはそう理解していますので、神様への報告=自分への報告です。
つまり自分に対して、次の行動への宣言です。
断捨離して、次のステージにさっさと進もうっと。
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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