紹介するには責任が生じる。
紹介されるにも責任が伴う。
紹介とはそのくらい重いもの。
紹介する責任、紹介される責任。
初診患者さんの紹介はとてもありがたいです。
それは本当にそう思います。いつもありがとうございます。
よく言われるのが「集客費が限りなくゼロに近いから」ってこと。
もちろんそれもありますが、ボクの考えは少し違います。
いつも書いていることではありますが、紹介の患者さんは「初診の時点でもある程度は関係性が築けているから」です。
紹介で来院するということは、必ず紹介者がいて成り立つことです。
その紹介者と自分(山田)の共通点や、紹介者と来院者との共通点を考えれば、多少なりとも関係性は築けていると思います。
だから治療に入りやすいし、治療結果にも恵まれやすいです。
その反面、紹介された時に合わせて考えておきたいこともあります。
それが「紹介する責任、紹介される責任」です。
誰かを紹介した場合、紹介で来院した患者さんの治療結果がいいのか、悪いのかは、紹介者も気になることだと思います。
紹介したのにいい結果が出ていなかったら、正直なところ気まずいと思うんですよね。
それを相手が言葉にしなかったとしてもです。
これが紹介する側の責任だと考えています。
▲紹介は本当にありがたい。ウチは紹介がなければあり得ないスタイルの整骨院ですので。患者さんどんどん紹介してね。あなたの大切な人を紹介してね♡
紹介される責任はもっと重い。
紹介する側に責任が生じるとするならば。
紹介される側にはもっと重い責任が伴うと思っています。
「あなたの大切な人を紹介して下さい」ボクはそう伝えています。
そう謳っておきながらその大切な人をいい状態にできなかったら?
来院してくれた人のみならず、紹介してくれた人の信頼をも損ないかねません。
その上紹介した人にまで責任を生じさせてしまう可能性があるんです。
「紹介してくれたのに良くならなかったじゃないのよ」とね。
前述したように相手は言葉にはしなかったとしても、少なからずこんな感情になっていても不思議ではありません。
紹介は確かにありがたいし、治療結果にも恵まれやすいのも確かです。
それでも「紹介する側の責任と紹介される側の責任」を鑑みた時、ボクは治療家としての責務をより強く感じながら施術をします。
結果に対してのプレッシャーはより大きくなります。
共感してもらい、関係性ができていて、紹介をしてもらう。
そこにありがたさを感じると同時に、それなりに重圧も感じるものです。
重圧はありますが、いい結果は残ります。
イメージトレーニングも合わせているからね~。
以前、紹介スパイラルとして「紹介をどう仕組み化していくのか?」として講習などをしてきました。
紹介を仕組み化することは難しくはありません。
流れをきちんと理解し、やることをしっかりやればできることです。
でもそれは本来、小手先のテクニックではないんですよね。
根底に流れている思考こそが大切になるんです。
昨日、結果についての考えをブログにしました。
結果で判断されるのがボクの仕事だとしたら、プロセスはこんな考え方があるんだよ。
それもお伝えした方が分かりやすいのかな。
そんなことを考えて書いてみました。
ボクの仕事だけではなく、紹介が大切な仕事はたくさんあります。
ほとんどがそうだと言っても過言ではないんじゃないかな。
だからこそ、責任を持って仕事をします。
そんな仕事をし続けます。
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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