頑張るってどういうことなんだろう。
頑張らないってどういうことなんだろう。
結果=頑張る、頑張らない、ではないんだよね。
頑張るについて考える。
「うつの人に頑張れと言わない方がいい」
これは一度ならずとも聞いたことがあると思います。
その人なりにもう頑張っているんだから、それ以上周囲が「頑張れ」っていうのは余計に追い詰めてしまうから。
ボクもこれには同意します。
でも世間ってこんなこと多くないかな?
正直なところボク自身も「頑張るアナタを応援します」的なことを考えています。
正確にいうと「考えていました」です。
特にスポーツに関しては余計にそう考えているフシがあります。
頑張っていない人を応援するなんてね。
頑張っていないのに、こっちが頑張って応援するなんてね。
それは違うでしょ。そんな考えです。
これはこれで間違ってはいないと思う。
だけど最近ある違和感を感じるようになってきました。
言葉の使い方ではあるのかもしれないけど。
そもそも「頑張る」ってなんなんだろう。
この「頑張る」の裏側を知りたくなっていろいろと考えていたんですね。
頑張るって種類があるように思えてきました。
言葉はありふれているのに、けっこう奥が深いというか、根深いというか。
頑張らない人間はダメなのか?
そんなことはないとも思うんだよね。
▲今日もインフルエンザでキャンセルの患者さんが発生。雨も降ってきたしのんびりやろうっと。頑張らない人間なのでね。
頑張るの種類を考える。
あえてジャンルはビジネスでもスポーツでも何でもいいとして。
①頑張ることを頑張る
②頑張ることを頑張らない
③頑張らないことを頑張る
④頑張らないことを頑張らない
ボクが考えたのはこんなことです。
①は頑張っているんだからいいでしょう。
②は頑張ることをしない、そんな状況です。
③は頑張っているだよね。これはこれで。
④は頑張らないと決めている状況です。
この先に考えたいことがありまして。
それが「結果」です。
①~④のなんでもいいんです。
それは本人の意思でやっていることですからね。
どういう結果がもたらされるのか?
これはとっても重要なことだと思っています。
頑張ったのに結果に恵まれなかった。
それは頑張りが足りないからだ。
だからもっと頑張ることが大切だ。
それでも結果に恵まれなかったとしたら?
もっともっと頑張れよ!って?
ボクは言えないです。自分自身が強くないから。
これは自分自身のことです。
(いつも自分のことばっかり書いてますけど。苦笑)
ボクは③です。
頑張らないことを頑張っています。
もう「神のはからい」程度の考え方です。
ちなみに「やりたくてやっていること」や「好きだから夢中になって時間も忘れて取り組めること」と「頑張ること」は別物です。これは次回にでも書いていこうと思います。
頑張るとは、ストレスがかかること。
ボクはそう認識するようになりました。
頑張るって「ストレス」がかかることなんです。
良くも悪くもストレスがかかります。
ストレスがかかると死んじゃうかもしれない。
そんな病気にかかれば「頑張らなく」なります。
周囲はもっとできるでしょ。
もっと頑張りなよ。と思うかもしれません。
でも頑張りません。
反面、気持ちは「頑張りたい」んです。
そもそも自分を追い込むことがキライじゃないからね。
だから有言実行だった。
そこに向かって走るのが好きだった。
だから「頑張らないことを頑張る」ようにしました。
頑張らないことで得られる結果は?
神のはからいに「委ねる」しかありません。
自分で自分のことをハンドルしないって決める。
なすがまま。成り行き。流される。風任せ。
こんな感じで言うとイメージがいいのかしら?
頑張りたいけど、どう頑張っていいのか分からない。
そんな人って実は多い気がするんです。
ボクなんて頑張らないことを頑張っているんだから、ある意味ウラヤマシイ人たちです。
だからサポートできるような気がしてね。
ふとそんな気がしたんですよ。
そんな自分をも肯定できるように。
まずは身体の施術から。
希望があれば別枠でお話しも聞きます。
身体でも仕事でも生き方でも何でもいいしね。
だから。
これからもスポーツ選手などで目標がある人は全力でサポートします。それは変わりません。
そして。
一般の患者さんは「頑張りたいけど、頑張れなくなっている人」を心身両面からサポートします。
そんな気持ちに変化してくるようになりました。
病んでいる人や、他人のせいにする人はお断りしますけどね(苦笑)
このブログを読んでくれているか分からないけど。
不思議体験が好きな、スピリチュアルな「アナタ」のおかげです。
最近治療したばっかりだけど。
もし読んでくれていたら。ありがとう。
アナタのおかげで、もう一歩踏み込んだブログになりました。
また楽しいお話ししましょうね!
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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