頑張りすぎですよ~。
気づかないフリをしているんじゃないのかな。
それは身体と心が麻痺しているのかもしれません。
疲れないなんてことはない。
先日治療した患者さん。
少し前はちょこちょこ来てくれていたのが、ご本人が忙しかったこともあり久しぶりの来院でした。
バリバリ働いているエリート会社員でスポーツもかなりの割合でやっている方です。
もう身体が悲鳴をあげていました。
しかし当の本人は何とかかんとかやれていたらしい。
しっかりお伝えしました。
「今の状態はたまたま大きな痛みにつながっていないだけ。パンク寸前の状態ですよ」と。
仕事にスポーツに遊びに充実した日々を送っていたとしても確実に疲れは溜まっています。
これは間違いありません。確実に溜まっています。
本人が気づいていないだけです。
完全に身体も心も麻痺しているだけですからね。
充実感というワナです。
疲弊するのは心からというわけではありません。
身体にも当たり前ですが疲労は溜まっていきます。
隠しているわけではないだろうけど。
オレはまだ大丈夫。私は平気だよ。
そう思って頑張っちゃっているだけなんじゃないのかな。
それが爆発するか、しないか。
それだけのことですから、本当に気をつけてほしいんです。
▲その時はいつ訪れてもおかしくはありません。パンクしてからじゃ本当に遅いんです。
身体はウソをつかない。
実は心に関してはごまかしがききます。
病は気からとも言いますからね。
でも専門家が診れば分かっちゃいますよ。
つまりボクが診れば分かるってこと。
本人は「無理はしていない」と言うかもしれませんけどね。
分かるのと同時に対策も立てられるってこと。
痛みを感じているうちはある意味正常だともいえます。
ガマンしつつ、なんとかかんとかできちゃっていることの方が異常です。
本当に疲れていないから。オレは元気だから。
公私共々、充実してるから平気だよ。
大丈夫です。そんなことはない。
言葉は悪いけどウソつけ。って感じです。
アナタがパンクした時、アナタの代わりはいません。
仕事は誰かが代わりにやってくれるかもしれません。
オペレーション次第でどうにかなるでしょう。
そうじゃなくて。
アナタ個人はアナタしかいません。
ボクはパンクした側だから言えます。
そこまでの状態ではなくても、ギックリ腰一発でもけっこうなダメージですよ。
だからボクに任せて!ウチに治療に来て!なんて言うつもりは毛頭ありません。
どこででもいいから任せられる人に任せてほしい。
身体はウソが苦手です。
それを覆い隠しているのは心のせいです。
定期的に休むのが一番の薬ではあります。
ただ身体が疲弊している時は休息だけでは回復しません。
ボクでもいいし、他のところでもいいです。
ちゃんとメンテナンスしてください。
定期的に同じ人に診せていれば思いもよらないような不調箇所や、どこを気をつければいいのかなども分かってきます。
内科的な不調などにも気づくことは多いですしね。
反対に定期的に通院しているのに改善しない場合や、ただモミモミしたり伸ばしたりしているだけならボクはあんまり意味がない思っています。
※異論反論あると思いますがこれはボクの考えですから。
ちゃんと診てくれる、分かってもらえるところに行ってほしい。
それがどこか分からない・・・。
だからこそ治療家に情報発信してほしいんだよね~。
山田のところにはなかなか行けない。どこか紹介してよ。
って言われても、紹介できないのって歯がゆいものですから。
話がそれてしまいましたが。
疲れを感じないというのは、異常なんです。
身体と心が麻痺している状態とも言えるんです。
それは頭に入れておいてほしいな。
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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