頭痛が痛い。本気で痛い。
アタマ、どうななっちゃったのかな。。。
前回のブログはコチラから。
動かさないことの害悪。
ハンパない頭痛に悩まされ、鎮痛剤を処方されても治らず。
ついには頭部CTを撮る事態になりました。
結果的には何事もなく、血栓が飛んでいたわけでもありませんでした。
「あの手術でなんの後遺症もないのは奇跡的だよ。そもそも生きてるのも奇跡的なんだけどね」としみじみ語る担当医のT先生の言葉は沁みたな〜。
では何故、頭が痛いのか?
結局のところ胸を開いて手術をしているため、腕が肩より上に挙げられず、首と肩の筋肉が過度に硬直してしまったため。
考えられるのはこんなところでしょうか。
普段から何気なく肩を動かしているだけでもそれなりには運動になっているんだね。
知識では「寝たきりになると一週間で筋肉が約7%減少する」とは聞いてはいた。
これは筋肉だけの話ではなく、関節の動く範囲もこんなに変わってしまうんだ。
病気以外の事実を目の前に突きつけられ、この先を考えると暗澹たる気持ちになってくる。
これからリハビリがはじまるのは分かっているけど、かなりキツイリハビリになるんだろうな・・・。
そもそも「まっ平ら」のベッドにも寝られない。
寝てしまうと痛くて自力で起き上がることができない。
寝返りも痛くてうてない。そんな状態です。
胸の骨を割り箸のように真っ二つに割っています。
変な動き方をすると「ゴリッ」っと骨がズレる音が聞こえます。
この音とともに痛みがくる。
目の前においてあるペットボトルを取ろうとするだけで音と痛みがくる。
これはキツかった・・・。
処方された鎮痛剤の種類を変えてもらい、何とか頭痛は治まってきました。
▲やっと普通食が出てきたよ〜!初の病院食体験。思っていたより美味しい?
食事の楽しみが分からない。。。
食事もようやく普通食になりました。
最初は全部食べられませんでした。
この食いしん坊のボクが完食できないなんてね。
胃が小さくなっているんだろうね。
それまではヨーグルトかアイスしか食べていなかったからね。
固形物を飲み込む時がけっこうキツイんです。
食道を通過する時に胸に響いてくる感じの痛みです。
全部食べられずに残してしまう自分に情けなくなった。
こんな少しの量を食べきれないなんてね。
いつもの自分に戻れるのはいつになるんだろう。
本当に治療現場に戻れるのかな。
考えるのはいつもこんなことばかり。プラス思考になんてなれないよ・・・。
食事が楽しくないなんてさ。
食べることができるというのは健康の証だね。
この頃から少しずつリハビリも本格的に始まりました。
ボクよりめっちゃ若い「男性の」理学療法士さんが担当です。
肩の可動域を少しずつ広げるようなリハビリです。
これがまた痛い!胸の傷跡が痛い!背中が動かなくて痛い!
こんなのが続くのか・・・。
そう考えると気が重くなるけど、これをやらないと復帰できないしね。
病気になり手術をし入院し一週間経過。
そろそろ誰かお見舞いに来てくれるようになるのかな?
あの人来てくれるかな?
その当時、病気後10日目に書いたブログを紹介。
痛みをこらえながら休み休み時間をかけて書いたブログ。
文章がおかしいところもあるんだけど、その時の心境をそのまま残しておきたいから直さずにいます。
よかったら見てあげてください。
つづく
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
最新記事 by 山田 敬一 (全て見る)
- 銅メダルはおめでとうなのか、そうではないのか? - 2024年9月30日
- 脳を働かせるためには勉強だけじゃなくアウトプットしよう - 2024年9月2日
- ストレッチはいつやるのがいいのか? - 2024年6月12日