偏平足のほとんどは歩き方の問題。
継続的に足を調整することが大切。
靴の中敷きだけでは治りませんよ。
偏平足は身体に悪い?
治療現場で患者さんの足を見てても、高校野球部の選手や学生アスリートの足を見てても、最近は偏平足傾向の人がかなり多いです。
以前はそんなことなかったように記憶しています。
ボクの視点が変わったせいもあるとは思うんですけどね。
ボク自身も元々は偏平足でした。
小学生の時にプールサイドで足跡を見た時「これが偏平足か~」と思った記憶が鮮明にあります。
親から「敬一は偏平足だから運動神経が悪いのかもね。足も遅いし」って言われてました。
当時はそんなにきになってなかったけど、今から思えば「そんな言い方ないじゃん。だったら何とかしてくれよ」とも思いますけど。
では偏平足は身体に悪いのか?
良いか、悪いか、で言ってしまえば「悪い」です。
ただ「偏平足になっている」のが悪いのではありません。
偏平足はあくまで「結果」です。
普段の生活習慣や歩き方、動き方のクセが総合されて「結果的に偏平足になっている」ってこと。
偏平足になるまでのプロセスが「悪い」んですね。
普段の動き方が身体に悪く、結果的に偏平足になっています。
こんな人は腰痛や肩こり、膝の痛みなんかも出やすいんじゃないかな~、と。
▲ボクのスニーカーです。汚くてゴメンなさい。かかとの外側が汚れています。擦れていないのは歩き方に気をつけているからですが、明らかに外側に体重がかかって歩いているのは分かります。
偏平足の対策とは?
これは一概に言えません。
なぜなら何が原因で偏平足になっているのかが分からないから。
歩き方に原因があるなら、歩き方を変えなければいけません。
でもその前に骨格的な部分がおかしいなら、骨格を調整しないと歩き方も変わりません。
中敷、インソールで調整する方法があります。
これは良い方法ではあります。
ですがこれだけで全てが解決するわけではありません。
一番取り入れやすい方法であることは間違いないんですけどね。
ボクが得意とするテーピングでも同様です。
これだけで解決はしません。
必ず足首をはじめ、骨格的な調整をセットで考えます。
もちろんテーピングは肌に直接くっついていますので効果的ではあります。
自分で貼れるように教えちゃいますしね。
一番の対策は「なぜ偏平足になったのか?の原因をハッキリさせること」です。
ボクの場合は小学生の時は運動不足でした。
かなり太っていたのもあって、動きたくありませんでしたから。
それが中学生になってバスケを始めたら偏平足が治っていました。
バスケは外側に体重をかける動き(横の動き)が多かったせいなのか、知らないうちに偏平足ではなくなっていたんです。
人間の身体は不思議なものです。
偏平足でお悩みの方がいたら。
整骨院や整体院などで相談してみて下さい。
それで原因がハッキリしたら原因になっていることを改善すればいいんです。
もし偏平足のことをよく分かっていない治療家なら、他のところにすみやかに転院しましょう。
もちろん来れるならボクが診ますのでご安心を。
治療家で偏平足を分かっていない人がいるなら。
ボクが教えます。講習を開催する予定です。
ちゃんと分かっていないとさ。ボクには当たり前の範囲です。
偏平足に関しては書けることが多すぎる(苦笑)
また続きの文章を書いていきますのでお楽しみに。
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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