いざという時の助けになればいい。
最後の砦、駆け込み寺でいい。
どうしようもない時に思い出してもらえればいい。
何のためにやってんの?
自分の仕事に誇りはありますか?
プライドとかカッコいいことではありません。
ボクの中では誇りとは充実感や高揚感のような「感情が働くこと」だと考えています。
楽しい、面白い、笑える、感動する、そんなことも誇りとして考えていいんじゃないかな。
治療活動は誇りが持てる仕事ではあります。
ただ毎日がルーティンのように過ぎていくように感じることもあるのも事実です。
長く同じ仕事に就いている人は、似たような感覚になる人もいるんじゃないかな。
どの仕事もある意味結果を残すことが求められます。
その時にどんな感情で仕事ができるか?
これで誇りが持てるかどうかが決まるように感じます。
例えばボクの場合ならテーピング。
楽しい→新しい貼り方やどんな貼り方で結果を出すか?
面白い→どのテーピングをチョイスするのか?
笑える→こんな貼り方で効果が出せるとは!
感動する→選手が痛みなく思い切りプレーできてる!
たかだかテーピングです。
特に治療家はそんな風に思っているかもしれませんね。
仕事に誇りが持てるかどうかなんて、自分の心一つで決まるんじゃないか?
最近はそう思えて仕方ないんです。
▲こののれんをくぐっていろいろな患者さんが来ます。誇りが持てる治療を患者さんに提供できるよう心がけています。
仕事がつまらないって感じることってありませんか?
もしつまらなく感じることがあるなら、自分がつまらなくしているんでしょう。
同じ仕事をしていても面白がってやっている人が他にはいるんですから。
ボクの仕事は本来ならSNSでワイワイやるような仕事ではありません。
痛みで困っている人が「何とかしてほしい」とやってくる場所です。
楽しい、面白い、そんなのとは本来なら無縁です。
だから自分の感情を大切にした方がいい。
つまらなく感じるなら面白い仕事をすればいい。
冒頭で書いたように、
いざという時の助けになればいい。
最後の砦、駆け込み寺でいい。
どうしようもない時に思い出してもらえればいい。
こんな気持ちは少なからずあります。
軽い症状の患者さんがメンテナンス目的で継続して来院してくれるのが正直なところ一番ラクです。
状態はシビアではないし、治る治らないで考えることなんてほとんどないですし。
でもそんな治療ばっかりじゃつまらない。
ある意味では技量を試されているような、そんな治療は最高に面白いです。
面白いでは語弊がありますね。やりがいがあります。
最近はそんな患者さんが多くなっています。
やりがいハンパないって。どうしたんだろうか?
患者さんのために何ができるのか?
患者さんの周囲の人のために何ができるのか?
患者さんの未来に希望を持たせられるのか?
これが叶えられるのは、その場では自分しかいないのだとしたら。
こんなやりがいのある仕事、そうはないでしょ。
誰がやっても同じように結果が出る仕事が最近の治療院の主流です。
セミナーなどは「新人でも〇〇稼げる△△式治療法」そんなのばっかだし。
これはこれで大切なことかもしれない。
だけど自分にしかできないことがあるなら。
そしてその自分が楽しめ、面白がれるなら。
それが仕事に対する「誇り」なんじゃないかな。
いざという時に頼りになる治療家。
そんなのカッコいいじゃんね。
そんなこと言ってるけど好きな時間に予約できないじゃんか!って言わないでね(笑)
あ。13・14・15日やってますよ。
だいぶ埋まってきてますけどね。
予約は03-3942-4660までどうぞ。
テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
最新記事 by 山田 敬一 (全て見る)
- 銅メダルはおめでとうなのか、そうではないのか? - 2024年9月30日
- 脳を働かせるためには勉強だけじゃなくアウトプットしよう - 2024年9月2日
- ストレッチはいつやるのがいいのか? - 2024年6月12日