適切なトレーニングは必要。
セットで身体の調整も必要。
故障を起こさずにトレーニングに励もう!
スポーツが上手くなるためには?
秋の大会が盛んなこの時期。
新チームに移行していくしばらくが経過してます。
これからの練習次第でレギュラーになれるか、ベンチ入りメンバーになれるか、スタンドで応援する立場になるのか、自分の立ち位置が決まってきます。
引退した3年生なら進学先で他の新入生より一歩先に出るためには、入学までの約半年をどう過ごすかで結果が変わります。
そんな中で「今後どんなトレーニングをすればいいのか?」を聞かれることがあります。
これに一発で回答を出すのはけっこう難しいです。
もちろんトレーニングは大切です。
適切なトレーニングなくして、スポーツの能力向上はあり得ません。
ただそれよりも先に考えてほしいことがあります。
それが「そのトレーニングがこなせる身体になっているか?」ってことです。
そもそも身体がうまく動かせない状態の時に、そのままトレーニングを重ねることは故障につながりやすいんです。
だからまずは動ける身体の状態を作ること。
うまく動かせないのはケガが原因だったり、オーバーユースが原因だったりします。
まずはその状態を改善しないことには、適切なトレーニングは見込めません。
日常にも潜むトレーニングのワナ
今はWeb上からでもさまざまなトレーニングの情報が得られます。
専門の書籍もあるし、〇〇トレーニング的なものが雨後の筍のごとく溢れかえっています。
スポーツの能力向上、日常生活でのQOL向上。
筋トレはウソつかない。そんな書籍すらありますからね。
これらすべて間違ってはいません。
トレーニングって基本的には身体に有益ですもの。
でも動きが悪い身体ではトレーニングの効果は得られにくいです。
もっと言えば、そんな状態でトレーニングをすれば身体を傷つけます。
つまり「故障を起こす」ってことです。
ウチにはそんなスポーツ愛好家が多々来院しています。
みんなに同じことを言っているんですけど、なかなか言うことを聞かなくて困ったものです。
身体の調整と、トレーニングはセットにして考える
トレーニングは自分でもできますが身体の調整は自分で行うのは難しいです。
だから身体の調整は信頼できる誰かに託すこと。
信頼できるトレーナーなり治療家を見つけて下さい。
これが一番大切だと言い切っても差し支えないと思います。
その上で自分の身体の状態を把握し、必要なら調整を依頼し、思う存分トレーニングに励んで下さい。
トレーニングは自分で時間を作ればできます。
だけど身体の調整は余計に時間を割かなくてはなりません。
でもそれをマメに行うことこそが最短距離なんです。
そうせずにトレーニングで故障を起こし、結果的にトレーニングすることができなくなったら元も子もありません。
自分でケアをすることもある程度はできますが限界があります。
また自分で自分の身体の状態を把握するのはけっこう難しいものですからね。
▲こんな時にもテーピングは重宝します。身体の状態を改善させながらトレーニングできるからね〜。スポーツに対してはそんな施術がベターだと考えています。
まとめ
スポーツだけではなく日常でも適切なトレーニングは必要です。
そしてセットで身体の調整も必要なんです。
スポーツが上手くなるためには、
「トレーニング」そして「身体の調整」、この両輪をしっかり回すことが大切です。
秋から冬、ライバルに差をつけるには、この時期が鍵です。
故障を起こさず、トレーニングを積み重ね、目標達成につながるように。
スポーツ大好きなボクはそう祈っています!
テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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