イチロー引退。センバツ開幕。
ひとつの時代が終わり、また新たな時代が始まる。
また新たな時代を作る選手が出てくるはず。
グラウンドには夢がある
まだフレッシュオールスターがジュニアオールスターと言われていた頃。
イチローのホームランを鮮明に覚えている。まだ鈴木一朗時代のこと。
弟と「この選手は活躍するね〜!」なんて言い合っていたことも、つい昨日のように覚えている。
同い年だし、2軍時代の活躍を見たこともあって、なぜか勝手な親近感とともに感情移入をしつつ応援し始めた。
イチローの名前はパンチ佐藤と一緒に選手名登録を変更したんだよな〜。確かそうだったはず。
野球のグラウンドには夢があるよね。
甲子園出場の夢、プロ野球への夢。
高校野球の練習を見ていても、練習試合・公式戦に帯同してもそう。
あのグラウンドには汗と涙とともに夢と希望がたっぷりと詰まっている。
それはプレイヤーだけのものではなく、応援している者、観ているだけの者の夢と希望にもなっている。
まるでなにかを選手たちに託しているかのようにも見える。
「グラウンドには銭が落ちている」とは、かつての南海ホークスの名将。鶴岡一人監督の言葉。
まさにそれも夢と希望。グラウンドには落ちているものが沢山ある。
▲練習試合に帯同するだけでもエネルギーがいる。でも同じくらいエネルギーをもらえる。グラウンドは最高の場所。
イチローはお好き?
ボクはイチローが好き。
コツコツやり続けること、これはボクが得意なこと。というよりこれしかできない。
つい人は一足飛びで成功を、成長を求めようとする。
できる人はそれでいい。ボクにはできなかっただけで。
イチローはコツコツを後押ししてくれた。
「小さいことを積み重ねることがとんでもないところへ行くただひとつの道」
この言葉を聞いた時は「自分のことを応援してくれているのか?」とさえ思ったほど。
時代は多様性を認め、柔軟性が溢れ、マルチに活躍している人がいる。
ある側面から見れば「イチローっぽくない人たち」が活躍している。
ボクにはできないこと。正直言って憧れる部分でもある。
たぶんイチローは「不器用」なんだと思う。
こんな書き方をすると怒られてしまうかもしれないけど、そう思う。
だって野球しかできないんだから。でもその道を究めた野球人だから評価されている。
結果を残し続けたからこそ、人の心を動かすような野球選手になった。
そんな不器用な野球選手だったんじゃないかと思う。
高校野球から背中を押される
ひとつのプレーに対して全力で取り組む姿勢。
思い通りのプレーができる選手もいれば、ミスをして代えられる選手もいる。
そこから何を学ぶのか。次にどう活かすのか。
一球一球を大切に、ひとつのプレーをおろそかにしないこと。
これはボクら大人にとっても同じことではないのかな。
高校の練習試合を観ながらそんなことを考えていた。
新一年生にはボクが小学校時代から付き合っている子がいる。
彼の活躍に夢と希望を見るのは、同時にボクの背中を押してくれてもいる。
イチローが現役を引退し間違いなくひとつの時代が終わった。
お疲れ様でした。ありがとうございました。
これからまた背中を押してくれる選手が出てくる。
きっとこのセンバツでも出てくるはず。
高校野球、全力で楽しもう。
テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一
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サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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