足がつる原因は大きく5つある。たったひとつだけしてほしいこと。

こんにちは。山田敬一(@kei883)です。
アキレス腱断裂後は右足がつりやすいボクです。
患者さんでもけっこうつりやすい人は多いですね。

足がつりやすい

「足がつる」という患者さんはけっこう多いです。
特にこの季節は足もとが冷えますから余計に足の筋肉に負担がかかっている場合があります。
冷えだけが原因なのではなく、人によって原因はいろいろあります。今回は「足がつる原因」についてまとめていきます。

足と言ってもふくらはぎがつることが多いので、今回はふくらはぎがつった時の対処法を書いていきます。

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▲つりやすいのはダントツでふくらはぎですよね。夜中に寝ている時にここがつると最高に痛いし不快だし、本当にカンベンしてほしい・・・。

足がつる理由は大きく分けて5つ

①足の筋肉の疲れ
②足の冷え
③足の血行不良
④身体のバランスの悪さ
⑤身体の水分不足・ミネラル不足

ではひとつずつ説明していきます。

①足の筋肉の疲れ
先日の春高バレーでも足がつっている選手が多くいました。
ただし試合の序盤につる選手はいませんよね。
試合終盤の、まさに筋肉が疲れた時につるものです。

②足の冷え
今の時期なら寒さなどで冷えやすくなります。冷え性の方は特にそうです。
特に寝ている間、自律神経の働きの関係で血流が緩やかになるようにできているため、身体は冷えやすくなっています。

③足の血行不良
足がむくみやすい方は、そもそも血行不良の人が多いです。
血流が悪いと筋肉の疲れは出やすく、冷えも起こりやすいです。
足の疲れはもちろんのこと、足が冷えれば血行は悪くなりますからね。

④身体のバランスの悪さ
立っている時、かかとの方に、つまり後ろ側に体重がかかりやすい状態です。
この状態だとつねにふくらはぎ、太ももの裏側の筋肉を使うことになります。
そうなれば筋肉は疲れやすくなりますし、筋肉の硬さから血行不良を起こすことになります。

⑤身体の水分不足・ミネラル不足
汗をかくと身体の水分・ミネラルが不足します。
何もしなくても身体から水分は蒸発しています。特に冬の時期は乾燥していること、そして水分摂取の量が少なくなっていることが多いです。水分補給はしっかりしないと足がつってしまいます。
同時にミネラル分も不足します。身体の水分が失われるのは主に汗と尿ですが、その中にミネラル分が多く含まれています。適切にミネラルが摂取できていないと足はつりやすくなるのです。

これらを読んでいて分かった人も多いとは思いますが、
足がつる原因はひとつだけで起きるのではなく、複数の原因が重なり合って出てきます。

スポーツで言えば、
足が疲れる・血行不良になる・汗をかいて水分&ミネラル不足になる
結果として足がつる。このような感じです。

この状態になったら必ず足がつる、というわけではありませんが、つる原因になることを少しでも改善すれば、つりにくくなるのは事実です。

足がつった時の対処法は?

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▲写真のようにつま先を身体の方向に曲げていきます。
その時にできるだけ膝伸ばしておくこと。基本的にはこれだけで足のつりは治まります。
足がつっている状態は、筋肉がけいれんしている状態(極端に縮こまっている状態)です。
それをゆっくりと引き伸ばしていくようにするとカンタンに治ります。

その後の処置として

スポーツでの足の疲れが溜まりつってしまった時は上記のように対処してから、運動終了後に足を冷やしてクールダウンさせた方がいいです。

夜中に寝ている時につった時、または朝起きた時につっている時は、足が冷えたり血行が悪くなっていることが考えられるので温めるようにした方がいいです。

経験がある方が多いとは思いますが足がつるとかなり辛いです。
ボクは右足のアキレス腱を断裂したことがあるので、足がつってしまう時は必ずと言っていいほど右足からつります。
もしその時に対処方法が分かっていなかったら?想像するだけでかなりキツイです。

最後にもうひとつ

ボクは患者さんに必ずお伝えしています。
それは「スポーツドリンクをコップ一杯だけ飲む」です。

コップ一杯だと約180mlです。大した量ではありません。
たったこれだけのことで足がつらなくなる人が続出しています(ボクの施術なんて関係ない・笑)。

原因⑤で書きましたが水分&ミネラル不足で足がつることがあります。
特別なサプリメントなんて飲む必要はありません。余計なコストなんてかけなくてもけっこうあっさり改善していきます。

スポーツドリンクは糖分も多いですから、2倍に薄めて飲んでも構いません。
飲むタイミングは寝る前がいいですが、トイレが近くなるのが心配の方は日中に飲んでも大丈夫です。

このブログをお読みの方でも足がつりやすい方がいたら、ぜひ今日の内容を参考にしていただけたらと思います。

今日は以上です。

 

テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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