誰かが助けてくれるわけではない。
自分で考えて、自分で行動すること。
忙しくて倒れても誰かが代わりになるだけ。
こんにちは。山田敬一(@kei883)です。
文京区本駒込で開業して先日で12年を迎えました。
治療家として25年。治療&スポーツ現場最優先で活動中です。
早くスポーツ現場に出たい!そんな今日この頃です。
「忙しい」という言葉のワナ
よく聞くフレーズですよね。
「忙しいから◯◯できない」、◯◯はなんでも当てはまります。
勉強、トレーニング、ストレッチ、休息、家族サービス、身体&心のケア、などなんでも当てはまります。
でも果たして本当にそうなんですか?
ボクもよく「忙しい」と言います。実際に忙しいから言っています。
だけど「忙しいから◯◯できない」とはほとんど言いません。
忙しかろうがなんだろうが、直近でやるべきことがあればそれをやることにしています。
要するに「優先順位」の問題です。
一度大病をしてから無理はしなくなりました。
完全予約制・自費治療に切り替えたのは、キャパオーバーを防ぐためです。
それまでは来た患者さんはすべて治療していました。
治療終了時間が22時を回っていたこともしばしばありましたから。
それで身体を壊す。これ以上ないリセットボタンを押されたわけです。
本当に死ななくてヨカッタです。。。
復帰してからは優先順位は自分の身体。
予約の枠はキッチリ守り、予約が埋まっていればお断りすることもあります。
はじめは罪悪感もありましたが、優先順位を決めましたからね。
忙しい、なんて自分が決めているだけ。
優先順位を決めないで動き続けていれば忙しくなるに決まっています。
忙しい中でも「何を選択するか?」は自分で決めるべきことです。
「自分じゃなきゃできない」こと?
企業が選ばれるのではなく、個人が選ばれる時代と言われています。
ボクも実際にそう感じていますし、自分自身が個人で仕事をしている状況下では喜ばしいと思う面もあります。
そうなると「自分じゃなきゃできない」こともあったりします。
手仕事である自分の仕事はまさに「自分じゃなきゃできない」と自負している反面、「本当にそうなのか?」といつも自問自答していますよ。
大病して二ヶ月整骨院を休んだ時。
来院していた患者さんは他所の整骨院などに移りました。当たり前のことです。なにも文句もありませんし、その判断は間違ってもいませんし、他所に行ってくれてよかったとすら思います。
ね。自分じゃなきゃできない、そんなわけないのです。
「山田がいないなら他所へ行こう」これは当たり前のことです。
忙しすぎてパンクした。じゃ他の誰かにやってもらおう。
個人で仕事をしていようが、企業で勤めていようが、パンクしたら「代わり」はいます。
悲しいかな、これが現実です。
「自分じゃなきゃできない」ことは実際にありますが、できなくなったら代わりを見つければいいだけです。
パンクしてドロップアウトしたら、他の誰かが代わりにやります。
「オレがやらなきゃ誰がやる?」なんて息巻いていた頃がボクにもありました。しかし今では「オレがやらなきゃ『誰か』がやる」程度にしか考えていません。自分の実感としてはそうですもの。
「妙な責任感」なんて必要ないとさえ思いますし、勝手に罪悪感を持たなくていいのではないでしょうか。
パンクしたら、ドロップアウトしたら、代わりに誰かがよるようになったら、戻る場所はないかもしれないのだから。
▲このテーピング方法はたぶんボクにしかできません。2種類のテープを使っているのと、オリジナルの貼り方2種類を組み合わせているからです。細部もアレンジしています。でも大切なのはそこではなく「膝の痛みが取れているかどうか?」です。患者さんが要求しているのはテーピングのオリジナリティではありません。だから「オレがやらなきゃ誰かがやる」そういうことです。
自分で守り、自分で創ろう
忙しくて治療に来る時間がない、と言う方はけっこういます。
ですが、ぎっくり腰で動けなくなり、仕事を休んでいたりもします。
ね。休めるんですよ。休もうと思えば。
周囲に迷惑をかけてしまう、仕事が滞ってしまう、昇進に響くかもしれない。
重々承知していますがそれでもあえて言います。忙しいのは「自分が決めているだけ」だと。
それでパンクしても代わりがいることは前述しました。
加えて言うなら「パンクしても誰も助けてくれない」、これが現実です。
自分の身は自分で守るしかないのです。
休んで文句を言われたり、仕事に支障が出ることもあるかもしれません。
だけどパンクしたら終わりです。文句を言われているうちはまだマシですよ。
自分で自分の身を守り、自分で自分の未来を創ることです。
これが企業から個人へ、のひとつの姿なのではないでしょうか?
企業から個人へ、は経済的なことだけではありません。
生き方そのものであり、考え方、行動そのものなのだと理解しています。
冒頭でも書きましたが、パンクしたら誰かが助けてくれるわけではありません。
忙しくて倒れても誰かが代わりになるだけです。悲しんでくれる人はいるとは思いますがこれが現実です。
だからこそ自分で考えて、自分で行動することです。
他人の評価や、他人の言葉に委ねるのではなく、自分で決めることです。
その忙しさは本当ですか?自分でコントロールできませんか?
もしかしたらその妙な責任感や勝手な罪悪感から、自分で望んでいるだけなのかもしれませんよ?
テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一
ボクの想いに共感していただけた方、また高品質のプロテインを探している方、ぜひぜひ下のショッピングサイトをチェックして下さい。できれば買って下さい(笑)
これからテーピングもコチラで買えるようにしていきますよ!
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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