ヤバイ、腰が痛い。どうすれば治る?
痛いから動きたくないし。
安静?運動?どっちがいいの?
動かさないと錆びる。
腰が痛い。膝が痛む。肩も痛い。こんな症状の方は多いです。
一度ならずとも経験があるのではないでしょうか?
腰が痛い時。動かしますか?安静にしますか?
痛いんだから動かせないでしょ。と思いますか?それはそうですよね。
でも不思議と痛くなった後に「先生、何をすればいいんですか?」と聞いてくる方はかなり多いです。
痛くなる前にやればいいのに。と思いますけど、人間はそんなものです。
腰が痛くなった時どうすればいいのか?「動かせる範囲でなるべく動かすこと」がボクの答えです。
ただし繰り返しますが、あくまで動かせる範囲で、です。
ギックリ腰など急性の症状であれば動かすのは困難を極めます。
そうではない場合は動かした方がいいのです。
さらに付け加えるならば、動かして温めた方がいいのです。
デスクワーク中心で腰が痛みやすい方の場合は完全に当てはまります。
▲こんな動画をYouTubeにアップしています。腰痛の時に参考にしてもらえたらいいかな〜。
リハビリの話を少し。
最近では脳梗塞や心筋梗塞などで救急搬送され、ICUで診療をしている場合でもベッドの上で動かせる範囲ではどんどん下半身中心に動かしていくそうです。
もちろん医師や看護師、理学療法士や作業療法士がついています。
その上各種モニターで患者さんの状態を逐一チェックしながらリハビリを行うそうです。
そうすることで廃用性萎縮(はいようせいいしゅく)を起こすことが少なくなり、ADL(日常生活動作)も改善しやすくなります。
廃用性萎縮とは簡単に言えば「使わなくなると衰える」という意味です。
そしてここ数年は「廃用症候群」なる言葉も散見されるようになってきました。
主には高齢者層に向けられた言葉ではあるのですが、コロナ禍の現在だと在宅ワークなどで「動かなくなっている」人にも当てはまりそうな内容なのです。
つまり「体を使わなくなっていくと筋肉を始めとする機能が衰えてしまい、余計に体の状態が悪くなっていきますよ〜」ってこと。
冒頭に書いたように「動かさないと錆びる」のは本当なんです。
それは厳しいのか?優しいのか?
ボクはかなりの割合で「動かしてください」が患者さん指導の中心です。
よほど炎症がひどかったり、ケガの直後でもない限りは「動かしてください」と伝えます。
痛みがあれば動かすのは困難になります。
動かすと痛いのですから、動かさなくなるのはある意味では仕方ありません。
しかしそれでも動かさなければならないケースはあります。
動かさなくことにより、明らかに筋力が低下していくからです。
厳しいほうだとは自覚してもいます。痛いのに動かせと言われるんですからね。
中にはそれを言われるのがイヤで高齢者が来院されなくなるケースもあります。
その後、その高齢者が車椅子生活になった、と近所の人から聞かされることが今までに何件もありました。
「・・・・・」と忸怩たる想いになります。
厳しく言い続けているのは、こうなることが分かっているからです。
それも口頭では伝えていますが、痛いと動かすのは大変ですからね・・・。
それでも、これからも「動かしてください」と言い続けるでしょう。
人も機械も動かさなければ錆びるんです。錆びればどんどん壊れていきます。
寒くなると動かすのも億劫にはなりますが、少しでもいいから動かすようにしましょうね。
特に在宅ワークなどで自宅にいることが多い昨今です。気分転換もかねて少しだけでもいいから外に出ましょう!
テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一
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サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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