悪いところより、いいところを探したら?

こんにちは。サイモン山田です。
お出かけ日和のいい天気です。僕は仕事ですが・・・。
今日も予約は満員御礼。ありがとうございます!

saimonさて今日のテーマは、

選ぶ基準は悪いところ?いいところ?

少し前、患者さんからこんな話をされました。
「私転職するんですけど、A社かB社か迷っているんですよね。どっちも捨て難くて。もし先生ならどんな基準で決めますか?」
確かこんな質問でした。カンタンにやり取りはこんな感じ。
僕「前の仕事はどうして辞めたの?」
患者さん「いつも同じ仕事の繰り返しで、しかもけっこう時間も長くて、それで辞めたんです」
僕「それで新しい職場はどうやって選んだの?」
患者さん「転職活動で、時間や仕事内容で考えました」
僕「それでどっちがよかったの?」
患者さん「A社はお給料はB社より低いですが、時間や仕事内容は私に合っています。でもBの方がお給料がいいんですよね~、時間もそんなに長くないし」

その場では僕の答えは口にはしませんでした。
それは不満が解消された時に、また新たな不満が出るようなパターンな気がしたから。
時間と仕事内容に対する不満が解消されたら、次にお給料、そして人間関係、とさらなる不満が出そうな気がしたんです。

そこで聞いてみました。
僕「前の職場で良かったところは全くなかったの?」
患者さん「人間関係はよかったんですよね。上司もいい人だったですし」
ヤバイ。これはまた転職したくなるスパイラルかもしれない・・・。

僕「前の職場は辞めちゃったからもう仕方ないけど、職場のいいところを考えないと苦しくない?このままだとまた新しいところでも、悪いところを探していずれまた辞めたくなっちゃうよ、きっと」

これを聞いて患者さん、エラく納得した様子でした。
これでたぶん、新しい職場をスムーズに選べるでしょう。

全てにおいて「自分に合った会社」なんてないと思うんですね。
悪いところを探すよりも、今現在でいいところを探さないと、また同じようなことで悩み「転職しようかな~」なんてことになりかねません。

気が向かない仕事であっても、やってみたら新しい発見があったりもします。
自分に向いていないと思っていても、やってみたら意外と向いてたり。

自分の器やキャパを超えたところにしか、成長の伸びしろは存在しません。
今の時代、現状維持するだけでは、衰退していることと同義なのは、経営も人間も同じような気がしています。

それでもダメだったら、辞めればいい。
まずはいいところ、自分の伸びしろを意識してもいいんじゃないかな~。

患者さんと会話していて感じたのは、こんなことでした。

いつもお読み下さりありがとうございます!ではまた次回!

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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